報われない努力はやめよう

原田正文です。

 

 

「努力することは、美しい」

 

という風潮が
長い間日本にはありました。

今もまだ名残はあります。

 

「頑張っていれば、最後には報われる。」

そう信じて
毎日頑張っている人も
多いでしょう。

 

 

 

しかし、

ただ頑張ればいい
というものでもありません。

努力の矛先を間違ってしまうと、
結果の出ない努力で
終わってしまいます。

 

 

1冊の辞書を「丸暗記」しようと
努力するのはいいけれど、

 

“それをすることで、
どんな結果を期待しているのか?”

 

・ただの自己満足か
・仕事に必要なのか
・誰かに読み聞かせるのか
・ステータスにしたいのか

 

もちろん明確な意味があれば、
やるべきかもしれませんが、

「辞書1つ持ち歩く」

で事足りるのであれば、
長い時間をかけて辞書を丸暗記する
必要はないわけです。

それに費やす時間を
もっと違うことに使えます。

 

 

英語が話せるようになるには、

英単語を何万語も
暗記する必要はありません。

英文和訳も必要ありません。

 

英文法を10年間日本で学ぶより、

海外に1年滞在して
現地の人と交流すれば、
英会話はあっという間に上達します。

 

 

ただ、それも「理由」次第。

 

あなたが何のために
英語を学びたいか?

それによって
努力の矛先が変わるわけです。

 

 

 

何かをしようとする時、

 

“なぜそれをするのか?”
“そこからどんな結果を得たいのか?”

 

はっきりさせると、
本当にすべきことが見えてきます。

 

原田正文