原田正文です。
「ストレス」に対して
強い人と弱い人がいます。
何が違うのでしょうか?
ストレスを感じやすい人は、
必要以上に気に病みます。
体が病むのではなく、
気持ちが病みます。
事実かどうかはともかく、
自分が感じたことに大きく左右され、
必要以上に思い悩んでしまいます。
責任感を持つことは大事ですが、
そのプレッシャーに
押しつぶされてしまっては
意味がないです。
そういうタイプの人は、
「こうでなければならない」
「こうあるべき」
という思いが強すぎて
融通が利かなくなっています。
自分で選択肢を狭めています。
これが正しい、
これは正しくない。
という絶対の基準が
自分の中にあるので、
それに沿わない現状があると
そのギャップに悩みます。
ストレスを感じにくい人は
心が柔軟です。
選択肢は複数あり、
自分で選べると思っています。
選んだ結果が「今」であると。
その結果が気に入らないなら
変えればいい。
現状は結果ではなく、
プロセスだとわかっています。
僕たちは歳をとるにつれて、
「完璧にしなくてはならない」
「失敗は許されない」
と思うようになります。
そう思うと行動範囲が狭くなります。
人生なんて、
失敗があることが前提です。
なんどもやっているうちに
できるようになっていきますから
いちいちヘコむ必要はありません。
到達したい地点を思い描きながら
ひたすらにやっていきましょう。
原田正文