毎日を新鮮に生きる

原田正文です。

 

子供の頃は、
目に映るいろんな
出来事が新鮮でした。

それは、
目の前に現れるものが
すべて新鮮であり

そして
そのままに受け入れていたから。

 

 

アリを見つけても、
「これ、前に見たことある」
と知らん顔するのではなく、

 

「わー、アリが行列作ってる!」

と興味を持って新鮮な気持ちで
観察してましたよね。

 

 

すべてが新しく、
発見の毎日なので

子供の頃の方が
時間の流れが長く感じます。

 

逆に大人になってくると、

無意識に「知っている」
「必要ない情報だ」
と判断してしまい、

アリが行列を作っていても
目に入らないし、
見ても何も思いません。

その工程を、
省略してしまっているんです。

 

考えが省略されることが
どんどん増えていくので、

大人になると
時間の経過を早く感じます。

 

「もう知っている」
「こんなもんか」

 

と思ってしまえば、
たくさんの発見や学び、
チャンスを見逃します。

それを続けていると、
どこかで
そのツケがやってきます。

 

 

ビジネスで役に立つ
有益な話を見かけても、

「ああ、またそれか」
「似たようなものを散々見た」
「前に試したことがある」

そう思ってしまうと、

手に入れてれば
強力な武器になっていたものも、
見落としてしまいます。

 

ビジネスではこれが
致命的なミスに
つながることもあります。

 

「毎日を新鮮に生きる」

これが大事です。

 

原田正文