商品のメッセージ

原田正文です。

 

Appleの

iPhone・ iMac・iPad。

 

知らない人はほぼいないでしょうし、
世界中にファンがいます。

名前は言いやすいし、覚えやすいし、
[i]がつけば、Apple製品だと思います。

 

そこにはヒット商品の秘密が
たくさん隠れています。

 

 

ジョブズがiPodを発表した時、

「iPod。1000曲をポケットに。」

という大変シンプルで
わかりやすい表現をしました。

 

これがもし…

「iPodは、直径1.8インチ、
薄さは0.2インチの超薄型のHDDドライブで、
5GBで160kbpsの曲が1000曲入ります。」

だったなら、

全然頭に入ってこなくて、
みんな「???」ってなります。

 

しかし

「1000曲をポケットに」と表現することで、
ポケットサイズのiPodに
1000曲入れて持ち歩ける、
ということがストレートに伝わりました。

 

商品のコンセプトがわかりやすく、

お客様のニーズにダイレクトに響き、

リズム感やインパクトのあるネーミング。

これらが揃うことで、
とても魅力的な商品に見えます。

 

買ってくださいと言わなくても
お客様の方から
「ぜひ売ってください」
というようになります。

 

 

大切なのは、
商品の全体を貫く基本的な概念、

コアなメッセージ。

つまりコンセプトの部分で、

それを聞くだけ・見るだけで
欲しい!と思わせたり
もっと詳しく知りたいと思わせるような
強烈なメッセージが必要です。

 

「これはダイエットに効きます」

と言われても、
ダイエットに関する
どこにでもある商品の一つだと思ってしまいます。

振り向く人はあまりいないでしょう。

 

「20代の女性用で、
リバウンドのないダイエットを探している人向けの
飲むだけで痩せるサプリ」

と言えば、
該当する女性が興味を持つでしょう。

 

 

ターゲットとなる人たちが、
思わず振り向いて手を伸ばしたく
なるようなこと。

それを端的に表しているのが
売れるコンセプトとなります。

 

つまり、メッセージです。

そのメッセージが、
ハートにドンと届けば強烈です。

Appleは
そのメッセージの伝え方が
とても上手いです。

だから世界中にファンがいます。

 

商品が伝えたいメッセージ、

それが人の視覚・聴覚を刺激すると、
強いですね。

 

原田正文