親孝行の大切さ

原田正文です。

両親に感謝ができるって
すごく大事です。

心が安定しないというときは、
親孝行するというのも
良いかもしれません。

自分のベースになっているのは両親です。

体そのものも、
持っている価値観も、
大元は親だから。

当然だけど、
両親が自分の「発祥の地」です。

帰るふるさとがあって、
その関係がよかったら、

精神的に安定しやすくなります。

自分のすべての基盤となる
ところが安定するから。

仕事も、恋愛も、人間関係も。

いろんなことが良くなっていきます。

両親との関係を向上させると
「しっかり生きなきゃ」って思えて

いろんなところで
良くなっていきます。

親孝行したいって
頭で考えている人は多いですが、

地方出身の人とか、
仕事が忙しいとか、

なかなか実行できてない人が多いです。

いざやろうと思っても、
旅行に連れてこうかな?
プレゼントあげようかな?

と、考えているうちに、
案外やってるようでやってません。

でも両親って、

「早く旅行に連れてって欲しい」とか
「何かプレゼントして欲しい」とか

そんなに考えてません。

それよりも、

「元気にしてるか」と心配してたり、
「何してるんだろう」と気になってたり。

やっぱり一番は
「会いたい」
なんだよね。

近くにいると安心するようです。

年に1、2回帰省するとして。
毎回、3日間滞在するとしても…

その計算で言うと、

両親と一緒にいられる期間は
せいぜい2ヶ月か、3ヶ月。

余命半年の人がいたとしても、
その人より会える日数が少ないです。

そう考えたら、

親孝行するとか、
誕生日にお祝いするとか、
喜ばせてあげるとか、

面倒くさがっている場合じゃありません。

できる時に親孝行したがいい。

つまり、今。

理想は1日1回。

両親はスペシャルなことを
して欲しいわけじゃないので、

5分でも電話で話すとか
メールやLINEするとか。

ちょっとしたことでいいから、
自分のできることをしたほうがいいです。

でないと、間に合いません。

とにかく接触頻度を上げる、
それが一番の親孝行です。

会いに行くのが一番いいけど、

そう頻繁に帰れないこともあるので
何らかのかたちで連絡をするだけでも、
両親はうれしいし、安心します。

親に喜ばれたり、信頼されたりすると、

「もっと頑張ろう」
「いい人生歩みたい」

と子供は思います。
基盤は親だから。

親孝行をすることって、

仕事とは何の関係もないようで、
実はすごく近道になります。

成功している人に、

「親子関係がうまくいっていない」
っていう人は少ないです。

“正月とお盆だけ”とかじゃなく、

接触頻度を増やして、
こまめに連絡をとって、
親を喜ばせましょう。

それが一番の親孝行じゃないかな?

原田正文