人を見極める目

原田正文です。

世の中、

みんな善人ならありがたいけど
悪人も存在します。
残念ながら。

日本人は
海外と比べれば
かなりマシなほうと聞きますが、

それでもこの国にも
平気で人を騙したり、
傷つけたり、
ひどい目に遭わせたり、

そう言う人はいます。

そんな人が
完全に居なくなれば

それに越したことは
ないんですが、

それでもやっぱり
悪い人は居るので
自分が「目利き」にならないと
いけません。

もちろん一番悪いのは
騙す方だけど、

騙される方も
“経験不足”ということがあります。

自分で見破れなかったんだから。

だからしっかりと
感覚を鍛える必要があります。

「どうやって?」
と思うかもしれませんが、

まずは現実をしっかりと見る。

夢を見過ぎない。

そして現状を把握する。

相手をしっかり見極める。

ここで間違いや矛盾を
見抜けなかったら、
「まだまだ自分は甘い」
と思わなければいけません。

世の中は
誘惑だらけです。

欲につけこんで、
次々と夢を見せてきます。

だから、
それを判断する能力は
備えてないと。

人間関係もそうです。

ちょっとした間違いで
人生を踏み外すことも
あります。

人を見れば
だいたいどういう人間か、

分かるくらいに
なっておきましょう。

信頼できそうか?
何か隠し事をしていないか?
嘘を言っていないか?

人を疑うのは良くないけれど、

特に社長とかは
しっかりとその人を見て
判断しなければなりません。

もし信頼できない人物だと思えば、
それ以上関わらない方が無難です。

もちろん
人の心は読めませんから、

時には見抜けなくて
痛い目に遭うこともあるでしょう。

でもそうやって
身をもって知ることで、

だんだんと人を見る目も
研ぎ澄まされます。

こういう場合、

最終的に頼るのは
“勘”なので、
それを日頃から
磨いておくことが大事です。

原田正文