「自分は運が悪い」と思っている人へ

原田正文です。

「運」ってなんでしょうか?

“運がいい人”と言うと…

プラスに働く偶然が重なったり、
必要な時に必要な人が現れたりして、
ラッキーだったと言います。

ではそんな運は、
その人がもともと強運を持っていたから
やって来たのでしょうか?

「運は博打みたいなもので、
 こちらがどうこうできるものではない!」

と思っている人も多いですが、
実際は普段の自分のあり方に
よるところが大きいです。

日頃から運を招くような
言動や行動をしている人に
運は巡って来るんだと、

僕は思います。

運がいい人は、
「運が来た」と思ったら
すぐにつかみます。

すぐに行動します。

普段からそのための
準備をしています。

例えば、

「運命の結婚相手」
に巡り会えるのは、
極論で言えば“運”かもしれません。

ですが…

普段から準備をして
パートナーを探している人。

何も意識せずに
だらだら過ごしている人。

そんな二人がいたら、
運命の相手に出会えるのは
間違いなく前者です。

自分が欲しいものが
わかっていれば、
チャンスにも敏感です。

チャンスが来たら
すぐに飛びつくことができます。

もしあなたが誰かに対して
「あいつは運がいい」とか、

嫉妬心を感じているのなら、
自分は最善を尽くしていません。

やるべきことをせず、
チャンスが来ても見逃しているけど、

自分がそうしているのを認めたくない。

だからぜんぶ運のせいにして、

「あいつは運がいいからできた」
「自分は運が悪いからできない」
と言ってしまいます。

「運が悪い」
と言っていても
運は良くなりません。

運が巡ってくるのは、
やるべきことをしている人だけ。

何もしないで棚からぼたもちが
落ちてくるわけではありません。

素地は自分が事前に整えています。

そこから目をそらして、
運がある・ないを論じても
論点がずれています。

運は生まれ持ってあるものではなく、
ただ待っていて勝手に来るものでもなく、

“そのためにちゃんと準備している人”
にやって来ます。

運をつかめる体質に
なっておきましょう。

原田正文