いかに人に任せるか

原田正文です。

「リーダーシップ」

これを聞いて何を思い浮かべますか?

多くの人が、
「先頭に立ってみんなを引っ張っていく人」
「いろんな指示を与えて人を動かす人」
などを思い浮かべるのではないでしょうか?

しかし、

「本当のリーダーシップとは
 人を動かすことではない」

とピータードラッカーは言います。

リーダーの役割は、
人を自分に従わせようとするのではなく、

理念によって人が自発的に動くように
組織をマネジメントすること。

ワンマン社長でやっていけるのも
限界があります。

社長が必死で自分だけの力で
事業を動かそうとしていると、
どこかで無理が来て
うまくいかなくなります。

僕の周りにも
優秀なスタップがいてくれるので、
そのおかげで
成り立っているようなものです。

自分一人ではとても無理です。

最初は自分一人ですから、

「自分がやらなきゃ誰がやる!」
という心持ちでがむしゃらでした。

でもあるポイントに達すると、

今度は自分が握っているものを
手放していかないといけない。

「いかに人に任せるか?」
という課題がやって来ます。

子育てでも、
いつまでも親が子に
つきっきりではいけません。

子供が一人でやっていけるように、
親が手出し口出しをしては
いけない時期がきます。

映画を作るにしても、
監督だけでも俳優だけでもできません。

カメラマンや裏方さんやスタイリスト、
その他いろんな人たちがいるおかげで
素晴らしい映画が出来上がります。

プロダクトローンチ一つ回すのも

コンテンツホルダーはもとより、
プロモーターやコピーライター、
webデザイナー、映像関係、
IT関連業務、アフィリエイターなど

いろんな人の関わりがあります。

一人でできることなど
たかが知れています。

鋼鉄王のアンドリュー・カーネギーは
「自分は何もできないが、
自分より賢い人材を集めるのに長けていた」
と言っています。

スティーブ・ジョブズも
彼一人ではAppleの偉業を
こなすことはできていませんでした。

成功している人は必ず
他の優秀な人たちの助けを得ています。

優秀なマネージメントチームがあるからこそ、
大きな企業に成長すると考えましょう。

原田正文