当たりを出すために、くじを引きまくる

原田正文です。

くじを当てる秘訣は、
「めっちゃ引きまくる」
と言う話をしました。

成功している人は、
もうとにかく
くじを引きまくってます。

その数が半端ないです。

数撃ちゃ当たる。

で、運良く当たったら
そこに倍掛け。

それを繰り返しています。

経営者の人が書く本は、
そういう内容がすごく多いです。

だから
「あなたが成功できた理由は?」
と聞くとほとんどが

「運が良かっただけ」
と答えます。

はっきり言うと、
世の中は運が8割です。

くじは引いてみないと
当たりかハズレかわからない、
だから「運」。

つまりは、
成功できるかどうかって

「どれだけくじを引き続ける
勇気があるか?」
を試されることになります。

いま成功している人っていうのは、
くじを引き続けた人。

どの数字が当たりかも知らない。
どれくらいの確率かも知らない。

そんな状態でも
引き続けた人です。

1回引いて、ハズレ。
2回引いて、ハズレ。

10回、100回、
とハズレが続いていくと

多くの人は
不安になったり、嫌になったり、
自己嫌悪になったり、方向転換します。

「経営者のくじ」
「ミュージシャンのくじ」
「億万長者のくじ」

いろいろありますが、

どこまで粘れるか。

「夜明け前が一番暗い」と言います。

成功する直前って
物事が行き詰まったり
無力感に見舞われたりします。

長い闇を乗り越えても
やってもやっても結果が出ないので、

ほとんどの人が
その手前の一番暗いときに
あきらめてしまいます。

もうちょっとで夜明けなのに。

くじが当たるかどうかは
誰にもわからないから
「運」だけど、

当たるまで引き続けられる人が、
成功します。

それ以外にも
運を良くする方法があります。

実はいろいろあるんですが

僕がすごく大事だと思うのは
「徳を積むこと」。

できれば見えないところで、
人に知られることがない「徳」。

誰にも言わず
多額の寄付したり、

街のゴミを拾ったり、

見返り関係なく
困っている人を助けたり。

そんな風に日常で徳を積むと、
ちゃんと自分に返ってきます。

宗教とかスピリチュアルな話ではなく、
自然とそうなるようにできています。

ただ、
自分に返ってくるには
時間がかかります。

場合によっては
10年後かもしれません。

いつになるかは
誰もわかりませんが、
それに期待するのではなく
徳を積むことです。

いつかちゃんと返ってきますから、
貯金をするつもりで
黙ってやりましょう。

そういうことって、
結局その人の人間性になります。

自分の損得だけで
人と関わってるとか、

自分の欲だけで
ビジネスやってるとか。

心の底から
「人の役に立とう」
と思ってやってるとか、

自ずと人にはわかります。

だからこそ、
徳を積むって大事なんです。

見返りを期待せず
黙って徳を積み、
くじを引きまくる。

これだけ運を
味方にできれば最強です。

そして、
ラッキーにも当たりが引けたら
倍掛け。

是非心がけてください。

原田正文