原田正文です。
人は「恥」を恐れています。
異常なくらい。
例えば
結婚できていない、
30過ぎの女性の多くは
「早く結婚しなきゃ」
と思っています。
それはなんでかと言うと
周りが結婚しているのに
自分はしていない、
と言う恥ずかしさがあるから。
みんなと違っていると
「問題ある人なのでは」
と周りから思われるかもしれない。
それは恥ずかしい。
だから
「結婚しなきゃ」
ってなってしまう。
結婚することの
本当の意義とはズレて
まともに見られるために結婚する
と言う変な理由で
焦ってしまいます。
みんな、
恥をかくことを怖がってる。
恥に耐えられない。
結婚しないのは
間違ったことではないし、
就職しないのも
間違っているわけではありません。
なのに、
それを避けたいと思うのは
恥を怖がっているからです。
学校に通っていたころを
思い出してください。
大勢の前で発表するとき
必要以上に緊張したりしませんでしたか?
答えられる問題なのに
手をあげなかったりしませんでしたか?
それは
間違えたら恥ずかしい、
と思ってるからです。
恥を恐れると、
行動をセーブしてしまったり
本心ではないことをしてしまいます。
大事なのは、
恥を乗り越えられる心です。
それがある人は成功します。
起業しようと思ったとしても、
もしお金がなくなったら
生活できないかも?
持ってるものを売らないといけないかも?
家族や友達に頼らないといけないかも?
と、結局は
「恥をかきたくない」
ってところに行き当たります。
そうなると、
せっかくできることも
実現できません。
世の中には、
「あいつ大したことないよ」とか
「あいつ失敗したらしいよ」とか
笑う人間もいますが、
気にしなければいいんです。
そういう人は、
何にも試してません。
自分はやらないくせに、
人のことは笑うんです。
だから恥を気にして
自分の可能性を潰してしまうのは
本当にもったいないです。
人は誰でも
自分の品格を下げたくないので、
恥を恐れてます。
だから大抵の人が
諦めてしまいます。
だけど逆に言えば、
「恥を超える人間は
山を乗り越えた人間」。
そう言う人が
夢を現実にします。
原田正文