1000人に1人の視点

原田正文です。

世界的なビジネスオーナーで、
何十社も会社があって、
若いうちに成功されている。

と言う僕の先輩の経営者が
いらっしゃいます。

ご家族が実業家なので、
彼は幼少の頃から
成功者の考え方が
身についていました。

いわゆる、
1000人中の1人の発想です。

彼が学生だったとき、
東京でコンタクトレンズの会社の
ビラ配りのバイトをしていました。

普通の人だったら、
バイトの立場だから

「仕事だからビラを配る」とか
「1時間でいくらもらえる」とか
それくらいしか考えません。

普通はそうです。

とりあえず与えられた仕事をして
バイト代をもらうことが、
1000人中999人の考えです。

しかし、彼は違いました。

「なんでこのビラを配るんだろう?」
「ビラの意味はなんだろう?」

・・・と気になったのです。

そこでコンタクトレンズの支店の院長に
質問をしたのですが、
「よくわからん」と言う答え。

そこで彼は提案しました。

じゃあ、こうしたら
もっとビラを配る意味があるんじゃないか?
もっと売上があがるんじゃないか?と。

そうしたら
ミーティングに呼ばれるようになり、
最終的に役員会議に呼ばれて
意見を言うようになったそうです。

大きなコンタクトレンズの会社ですよ。

ビラ配りのバイトが、
いつの間にかそんな風になったんです。

彼は実業家の家庭で育ったので、
視点が1000人中の1人でした。
発想や行動が、
成功者と同じものだったんですね。

多くの人が「これが常識」と思って
考えないことを、
疑うことができました。

いやそれは、
実業家の親からそんな風に
教育されて育ったからでしょ?

と思うかもしれませんが、
確かにそれもあります。

ですが、だからと言って、
自分は1000人中の999人でいるしかない
と思う必要はまったくありません。

今からでも、変えられます。

そのためにも、
みんなが当たり前と思ってしていること
常識と呼ばれることを疑って、

なんでそうするのか?
もっと良い方法はないの?

と疑問を持つことです。

常にそういったアンテナを
張っていることで、
人とは違う発想ができるようになり
実際に行動もできます。

大事なのは心構え。

まずは、小さなことからでもいいので
始めてみましょう。

原田正文