あなたの夢にリアリティはありますか?

原田正文です。

人間は快と不快があれば
「快」に向かっていきます。

やりたいことは直ぐやるけど、
やりたくないことをするのは
億劫に感じます。

必要性を感じないことや
納得できないことも
やりません。

命に関わることなら、即やります。

病気になったことで、
それまでの生活習慣を
ガラリと変える人もいます。

税金の支払いなど
やらなければならないことは、
やります。

人間はそもそも
快楽に進むようにできてて、
逆に不快からは逃げようとします。

しかし、
快楽に向かうエネルギーよりも
不快から逃げるエネルギーの方が強いです。

美味しいものを食べたい
という欲求があっても、
歯が痛んでいたら、

歯痛から逃れたい思いの方が強いです。

よく聞く成功者のストーリーに

借金を抱えて起業して
のちに成功したとか、

家が貧乏だったから、
お金持ちになって
バカにした人を見返したい
とかあります。

これらはまず不快から始まって、
そこから逃れようと
必死で頑張ることで
快に向かおうとしています。

最初の動機としては
それでもいいのですが、

しかし「不快から逃げたい」
と言うだけが理由だと
その成功は長続きしません。

心の中で
本心で望んだ成功ではないからです。

逆に、
やりたいことやワクワクすることなら
楽しいので長続きします。

成功できている自分の
イメージを
明確に持てば持つほど、

夢は現実味を帯びて
実現が近づきます。

大事なのはイメージです。

多くの人が夢や目標を達成できないのは
現実味がないからです。

夢が実現すると
本気で思っていなかったり、

その先の未来のイメージがないから
なんとなく思ったままで
時間だけが過ぎていきます。

年収1億円を稼ぎたいと思っても、
年収1億円になった
先の未来がわからない。

わからないから
どんな行動をすればいいかも
わからず、
結局同じような毎日を過ごします。

人間はイメージしたものしか
手に入れることができません。

その先の未来を明確にして、
知っていたら目指せます。

なぜなら
「それが欲しい」
と思いますから。

私は億万長者の人と
ずっと喋っていたので、
その感覚がわかりました。

ずっと近くにいたから
具体的にイメージができたし、
純粋にそれが欲しいと思いました。

欲しいものを手に入れるための
行動が率直にできましたし、

人が無理だということも
「当然でしょ」
というテンションでやりました。

これが良かったんだと思います。

皆さんも、
明確に目的を設定してください。

そしてできるだけ具体的に
その先の未来をイメージしてください。

「こうしたい」
「ああしたい」
という夢はあると思いますが、

では、
何のために?何故そう思うのか?
ってことなんです。

これをずっと掘り下げていくと、
愛を感じたいとか、
自由になりたいとか、
人から何も言われたくないとか

根本のエネルギー源を
知ることができます。

理想の先をイメージできないなら、
イメージできそうな環境に
飛び込んで、
現実感をあげてみてください。

車の試乗に行ったり、
高級ホテルのラウンジに行ったり、
その空気を吸ってみることです。

最初は違和感を感じることもあるけど、
「こんな感じなんだな」
と脳にインプットしておくと
実現が早くなります。

原田正文