僕たちはみんな予言者です。
なぜなら、僕たちみんな、
未来を観る力が備わっていますから。
いやー、そんなことはありません。
自分の将来さえも闇の中なのに、
未来のことなんて皆目わかりませんよ。
そう言う人もいるでしょう。
しかし、みんなそれなりに、
こういうものが流行るんじゃないか?
こういう時代になるんじゃないか?
ということは感じています。
「これすると面白そう!」と何か
アイデアを思いつくこともあります。
僕たちは毎日いろんなことを考えています。
自分が思っている以上にたくさんのこと
を考えたり、思いついてますが、
そこに注意を払っている人は少ないです。
それを実行に移す人はもっと少ないです。
アイデアを思いついても、
こういうのがあると役に立ちそうと思っても、
自分がそれをやろうとは思いません。
こんなのがあったらいいなあ、
こんなの作ってくれたらいいなあ、
と思うところで止まります。
そのうち誰かがそれを実現してくれると、
「こういうのが欲しかったんです!」と
喜んでそれを購入します。
誰かが作ってくれるのはありがたいですが、
そのままでは自分はいつまで立っても消費者です。
購入する側、お金を払う側です。
魚を買うだけの消費者になるではなく、
魚の釣り方を学んで自分で釣れば、
釣った魚を売ることもできますし、
釣り方を教えることもできます。
あなたの頭の中に思い浮かんでは
消えていくアイデアの中に、
富を生み出すものがあるかもしれません。
自分で作り出せないのなら、
作り出せそうな人に
話を持っていくこともできます。
仕掛けられる側にいたら
いつまでたってもお金を払うだけです。
仕掛ける側の視点を持つようにすれば、
どうすればそれがビジネスになるのか?
社会に貢献できるのか?
また次のアイデアが浮かんできます。
今はインターネットの発達により
一個人が全世界に向けて発信できる時代です。
どこにどんなチャンスが潜んでいるかは
予測がつきません。
あなたが思いつくアイデアの中に
一攫千金をもたらしたり、
世の中を大きく変えるきっかけが
潜んでいることだってあります。
小さな一歩でいいから始めることです。
大きなビジョンを思い描いたとしても
最初は小さなベイビーステップからです。
1万人のファンを集めたいなら、
まず一人目のファンを見つけなくてはなりません。
始めなければ、何も起こりません。
思っているだけでは足りません。
それを行動に移して初めて
実現へのエンジンがかかります。
原田正文