努力の報酬は、、、

職場で、自分は認められていない
と感じる人がいます。

他の人より頑張って働いているし、
いい成績も出し、役にも立っているはず。

なのに、自分より後から入社した人が
仕事を任せられたり、先に出世したり。

そこで不満は募る一方。

しかし、評価は他人がするものです。

自己評価が必ずしも他評価と
一致するとは限りません。

あなたの自己評価がいくら高くても、
あなたがどのぐらい努力して貢献した
としても、周りの評価が低ければ、
そういうことになってしまいます。

評価をするのは上司だったり、
取引先やお客様、あるいは世間です。

そもそも努力したことが
周りに認められなければ報われない
と思わないことです。

努力の報酬は、自分がやった
という自己満足です。

人に認めらたから努力が報われるのではなく、
自分がやると決めてやり遂げたのなら
それでいいんです。

人の評価に基準を置くより、
自分の基準を高くしていけば、
自ずと実力がついてきます。

ただし無駄な努力は時間の無駄です。

誰も見向きもしないチラシを何千枚
配ったところで、気に止められなかったら
意味ありません。

それよりも、人の目に止まるチラシを作るとか、
他のもっと効率の良い集客法を見つけ出すなど、
もっと結果が出ることに時間を費やすべきです。

あなたの努力が結果につながっているのか?

自己満足の努力であれば、周りに
評価されなくても仕方ありません。

評価されるのは成果を出すからです。

仕事であれば、特にそうです。

頑張って作ったプレゼン資料が使い物に
ならなければ、それはまだ実力が満たない
ということです。

ならば、もっと努力が必要です。

サッカーの練習を誰よりもがんばった
としても、他の選手ほど強くないなら、
まだ努力が足りないということです。

がんばっていることは認めたとしても、
サッカーの試合には出せないでしょう。

やった量ではなく、
どういう結果を出すのか?

頑張っているのだからそれを認めて欲しい
というのは、まだまだ甘えがあります。

認めて欲しいから仕事をしてしまうと、
方向がずれてしまいます。

仕事はあくまで仕事です。

やるべきことはやらないといけませんし、
良い結果を出す人が重宝されます。

本気で頑張っている人は、
目標に向かって進んでいます。

「がんばってるね」と褒めたとしても
「まだまだです」とその手を休めません。

なぜなら自分で納得がいってないからです。

こういう人は、人に褒められたいから、
認めて欲しいから仕事しているのではなく、
自分自身に挑戦しています。

ここまで達成したいという
強い思いがあります。

そこに達成するまでは
がむしゃらにやっていきます。

仕事に対する姿勢が違います。

自分が正当に評価されていないと思う人は、
何のためにその仕事をしているのか、
もう一度考えてみるといいでしょう。

原田正文