「起業したいですが、稼げるか
どうかわかりません…。」
「この講座に参加したいと思いますが、
ついていけるか不安です。」
「自分にできるかどうか自信がない」
何かに挑戦しようとする前に
よく聞く言葉です。
起業家や経営者は、自己顕示欲が強く
自信たっぷりで、リーダーシップがあり、
ぐいぐいと組織を引っ張っていく人、
という印象を持っていませんか?
活躍している起業家たちをみると、
みんな自信があって、先見の明を持って
どんどんと進んでいるように見えます。
でもそれって外に見せている顔です。
芸能人でも、楽しそうに、金持ちそうに
していても、実際は、すごくストレスを
抱えていたり、悩んでいたり、多額の
借金を抱えている人もいます。
表向きの顔だけでは
測れないものがあります。
「俺は天才だぜ、すげーだろ?」と
自己顕示欲が強い人もいますが、
そういう人に限って、見栄っ張りで
威張っているだけな人が多いです。
中身がないから、自信がないから
威張って大きく見せています。
本当にすごい人は謙虚な人が多いです。
事業がうまくいっている時は、
「運が良かっただけです」
「社員が優秀ですから」と言います。
経営がうまくいかなかったり、
不祥事が生じたりすると、
それは自分の責任だと受け取ります。
「自信ができたらやろう」と思っていたら、
いつまでたってもやりません。
行動しなければ自信はつきません。
自信のせいにしていますが、
本当はやりたくないだけです。
やって失敗するより、
やらずに失敗しないことを選んでいます。
何かしようと思う時に、
自信はなくたっていいです。
やったことがないか、
やってもうまくいかなかったから、
自信をなくします。
つまり経験数が少なすぎます。
自信がないなら、自信がつくまで
やればいい。
自信があるからやるのではなく、
やりたいからやる、
やると決めたからやる。
「自分はこうなる」「こうする」
と立場を決めると、それに見合った
行動をとるようになります。
行動していくうちに
自信がついてきます。
やって失敗して、非難されたり、
落ち込んでも、また立ち上がればいい。
自分の未熟なところを見直せるいい機会です。
そこで鍛え直せば、自信がつきます。
自信がない、自分は弱いと思うからこそ、
どんどんと挑戦していきましょう。
あきらめずにやり続けた人が
最後に勝ちます。
原田正文