好きなことで起業したい人へ

あなたは好きなことで
起業したいですか?

好きなことだから、
それをすることが楽しいから、
ずっとしていたい。

それをしながら収入も得られたら
毎日が楽しいだろう。

そう思いますよね。

仕事とは、生活のために
したくもないことをすることだ
と思って働いている人がいます。

これは残念なことです。

仕事=生活のために稼ぐこと

となっている人は
お金の奴隷になっています。

毎日したくもない仕事をして
1日が過ぎていく。

そのまま放っておくと、
人生の大半をしたくもないこと
ばかりして終わってしまいます。

好きなことを仕事にしたいと思うのは、
好きでもないことを仕事にしている人が
多いからでしょう。

しかし、好きなことで起業したいと思えば、
それでどうやってお金を稼いでいこうか
と考えます。

ここに落とし穴があります。

好きなことで稼ごうと思うと
うまくいきません。

なぜでしょうか?

なぜならビジネスは
お客様ありきだから。

「自分が好きだからやりたい」は、
自分のことしか考えてません。

好きな絵を描いて、
それを売りたいと思っても、
あなたの絵を誰かが欲しがるかどうか
わかりません。

誰かがあなたにお金を払うのは
お金を払う価値があると思うからです。

自分が何かを提供することで、
いかに人の役に立つか、喜んでもらえるか?

あなたが提供するものが
誰かにとって価値あるものであれば、
あなたはお金を得ることができます。

その人数が多ければ多いほど
あなたの収入は増えます。

「自分が好きだから」
「これはいいものだから」と
あなたがいくら主張しても、

相手が必要としていないものなら、
そこからお金を得ることはできません。

好きなことで起業すると、
つい自分中心になります。

一生懸命いい物を作ればきっと
売れるだろうと思わないことです。

それは失敗する元です。

まだあなたの商品やサービスを
リピートしてくれるるお客様が
いない状態であれば、最初は、
市場を見て必要とされているものを
売る方がいいです。

自分が売りたいものを売るのではなく、
お客様のニーズを知り、そこにリンク
させることができないか?
考えてみましょう。

絵にしても、
額に入った絵を売るだけでなく、

ハガキ、webデザイン、
記念日のオーダーメイドや似顔絵、
ライブペインティングなど、
様々な用途に応用することができます。

絵を描く教室や個人的に教えることで、
お金を稼ぐこともできます。

額に入った自分の絵を売るより、
絵を教えて欲しいという人を
見つける方が簡単です。

好きなことをしたいと思う人は、
いろいろな視点から何ができるか、
考えてみましょう。

原田正文