あるセミナー講師が言っていました。
壇上に立ったら何も考えない。
しかし、壇上に立つまでは
繰り返し繰り返し徹底的に練習をして
自分に落とし込む、と。
スティーブ・ジョブズも
ものすごくリハーサルをしたそうです。
一挙一投足に気を配り、
何を話すかに加え、
どこで間合いをどのぐらい取り、
どこでジョークを言って、など
何度も何度も練習をしたそうです。
それほどプロフェッショナル
だったと言えます。
人前ではうまく話せないという人が
いますが、それは単純に練習量と
経験が足りないだけです。
下手とか、自分には向いてないと
いう前にまず練習して下さい。
何度も何度もセリフを覚えるまで、
どこでジョークを言うのか、
笑われなかった時の対応の仕方とか、
自信がつくまで
練習すればいいんです。
それをしないうちから、
「ダメです、できません」はありません。
それはまだ試していない、
やらず嫌いと同じです。
100回ぐらい試してみて、
それでもできなかったら
やり方を変えればいい。
でも1回、2回トライして、
うまくできなかった、、、
というのであれば、
まだまだ経験が足りません。
才能ではなく、
経験が足りないだけです。
練習を積まずにすぐに
うまくできる人もいますが、
そういう人とわざわざ
比べなくてもいいです。
なぜなら最後に
できればいいのだから。
ジョブズだって最初っから
あのように観客を沸き立たせる
ことができたわけではありません。
緻密に計算されているから、
ファンの心をつかむことができています。
1000回ぐらいやったら、
無意識にできるようになります。
無意識に、呼吸するように
自然にできるようになります。
やるだけやったら、
あとは何も考えない。
何も考えず、ただやる。
すると、無駄な思考が
邪魔しなくなります。
フロー状態に入り、
素晴らしいパフォーマンスが
発揮できます。
徹底的にやったら、手放す。
これを心がけてみてください。
原田正文