運が良い人の特徴

成功している人は、
「自分は運が良かったから」
と言います。

良い人とのご縁があったり、
窮地で救いの手があったり、
運の波に乗って行けたり
思ったように事が進んでいったり。

自分の力をはるかに超えたレベルで
物事が動いているように感じることも
少なくありません。

人知を超えたレベルでなんらかの采配が
あるように感じることもよくあります。

神社参りをしたり、信心深い社長さん
は多いです。

チャンスがやって来たとか、
うまく流れに乗れたというだけでなく、
運とは人のご縁が運んでくれるもの。

多くの人の助けがあったからこそ
今の自分があります。

人を大切にしている人には
いいご縁が巡って来やすいです。

「自分は運が悪い」という人で
うまくいっている人は見かけません。

「運がない、ツイてない」と言う人は、
自分は運がない、ツイてないという
行動をしています。

チャンスが来てもそれに気づかず、
見落としています。

今はまだそれをするのは早い。
もっと勉強してから、経験を積んでから。
自分にはとてもできそうにない。

など言って、せっかく来たチャンスを
先送りしてしまいます。

やろうと思ったことをすぐにせず、
もっと自信がついたらと、
チャンスを見逃す行動をしています。

複雑に考えすぎてしまって
逆に運を逃している人も多いです。

集客にはSNSがいいと聞いて、
facebookやTwitter,Instagramと
がんばるけど一向に売上につながらない。

実は実際に会って話をするほうが
得意だった、なんてこともあります。

その場合は自分の足で歩いて営業する
ほうがよっぽどうまくいくでしょう。

ところで「運」ってなんでしょうか?

運がいい人は、
思わぬ良い偶然が重なったり、
必要な時に必要な人が現れたりして、
ラッキーだったと言います。

その運はその人が強運を持っていたから
やって来たのでしょうか?

運とは博打みたいなもので、
こちらがどうこうできるものではない、

と思っている人も多いですが、実際は
普段の自分のあり方によるところが
大きいです。

日頃から運を招くような言動をしている
人に運は巡って来るようです。

運がいい人は、運が来たと思ったら
すぐにつかみます。

すぐに行動します。

普段からそのための準備をしています。

自分が欲しいものがわかっていますから、
チャンスにも敏感です。

チャンスが来たらすぐに飛びつきます。

もしあなたが誰かに対して
「あいつは運がいいよ」とか、
嫉妬心を感じているのなら、
自分は最善を尽くしていません。

やるべきことをせず、
チャンスが来ても見逃しているけど、
自分がそうしているのを認めたくない。

だから運のせいにして、
「あいつは運がいい、自分は運が悪い」
と言ってしまいます。

「自分は運が悪い」と言っていても
運は良くなりません。

運が良くなりたいと思うのなら、
すでに「自分は運がいい」と思うことです。

やるべきことをしているから
運が巡ってきます。

何もしないで棚からぼたもちが
落ちてくるわけではありません。

その素地は自分が事前に整えています。

そこを見逃して、
運がある、ないを論じても
論点がずれています。

運は前もって決められたものではなく、
ただ待っていて来るものでもなく、

そのためにちゃんと準備している人に
やって来ます。

「自分には運がない」と言う前に、
運をつかめる体質になっておきましょう。

原田正文