犬の散歩で2000万

多くの経営者は日頃から
ビジネスモデルについて考えています。

もう職業病みたいなもんですね。

レストランに食べに入ったら、
待っている間に、ざっと見て
この店はどのぐらい儲かっているのか?

商品の単価は?
席数はどのぐらいあるか?
お客はどのぐらいやってくるのか?
仕入れは?

など推測してみるといいです。

そして、

ではもっと売り上げを上げるには
どうしたらいいか?

違うビジネスモデルを取り入れるなら、
どうやってお客を集め、キャッシュを得るのか?

など考えます。

どこかお店に入るたびに
そこのビジネスモデルを考えてると
だんだんと見えてくるようになります。

ビジネスはそんなに難しくなくて、
パターンが見えてくるとわかりやすくなります。

ビジネスの原理原則を押さえておくと
うまくいきます。

成功商品の原理原則や
スタートアップ時の原理原則など。

ビジネスのことを何も知らずに起業すると、
我流になったり、やるべき順番を間違えてしまいます。

それをしてしまうとなかなか収入が得られません。
そして行き詰まってしまいます。

見よう見まねの行き当たりばったりで
やるより、大前提となるビジネスの
原理原則は知っておきましょう。

今までサラリーマンをしていた人で
起業したい人は、何で起業していいか、
なかなか思い浮かばない人が多いです。

ならば、自分の会社のカスタマーサービス
に行ってみましょう。

どんなクレームが多いのか、聞いてみてください。

同じようなクレームがたくさんきていたら
そこに多くの人がフラストレーションを感じています。

それを改善したら、ヒットする可能性があります。

アフターフォローが足りないという
クレームが多ければ、アフターフォローが
ある方がいいということになります。

自分の悩みが解決したり、
フラストレーションがなくなるなら、
人はお金を払います。

問題を解決する商品を作ればいいのです。

多くの人が問題解決を望んでいるものであれば、
ヒットします。

人は必ずしも自分のフラストレーション
に気づいているとは限りません。

何が問題かわからず、なんとなく
悩んでいる人は多いです。

そんな人に
「これがあなたに必要なものです」
と見せてあげると、

「そういうのが欲しかったんです」
と大いに喜ばれます。

リサーチはしますが、それでも実際に
何が売れるは売ってみないとわかりません。

犬が大好きな人がいます。

お金持ちが旅行に行っている間に
飼い犬の面倒をみたり、
毎日散歩させるだけで、

年収2000万円以上も稼いでいます。

「犬の散歩でお金はもらえない」
と思っていたらビジネスは生まれません。

そこにお金を生み出すには
どういうビジネスモデルなら可能だろうか?
どういう人が必要としているだろうか?

そこにある悩みやフラストレーションはなんだろうか?

など考えていくと、必要なものが見えてきます。

まずは悩みやフラストレーションを探ってみましょう。

それを見つけたら、
どういう解決策が提供できすか?

それをどんなビジネスモデルに落とし込むか?

考えてみましょう。

原田正文