アイデアは日常の中のあちこちに眠っています。
アイデアがたくさん出てきても、多くの人が
ひらめいたまま、実行に移さずに終わります。
なぜでしょうか?
それはビジネスモデルに落とし込む
ということを知らないからです。
こういうのがあったらいいのに。
これができたらすばらいいのに。
と思いつきます。
が、それをどうやってビジネスに
落とし込んだらいいかわかりません。
どうやったらキャッシュを生み出せるのか?
お客さんを集めてこれるのか?
継続してやっていけるのか?
などがわからないから、
アイデア止まりで終わります。
アイデアは大事ですが、
アイデアが出ただけではお金にはなりません。
それをビジネスモデルに落とし込むことが大事です。
ビジネスモデルとは、
どうやったら利益が取れるのか?
という、その仕組みです。
例えば、
どうやってお客を集めるのか?
どうやって商品を仕入れるのか?
どんな価値を付加するのか?
どうやってキャッシュを得るか?
お客が誰なのか?
そのお客は本当に欲しがっているのか?
そのお客をどうやって集めるのか?
他社がそのビジネスをしていないとしたら
なぜしていないのか?
などです。
アイデアをすぐにビジネスにしようとする
のではなく、その前にリサーチをします。
それについての現実的なデータを
できるだけたくさん集めます。
そして、現実的に
それが可能なのか?そうでないのか?
を調べます。
まだ起業しておらず、会社員をしているとしても
このようなリサーチをするくせをつけておくと、
起業した時にすでに目利きになっていますから、
とても役立ちます。
僕たちは毎日、いろんなサービスを受けています。
レストランに行けば、給仕されますし、
コンビニに行けば、レジで物を買います。
そういう日常風景の中で、
びっくりしたこと、感動したこと
などを書き留めておきましょう。
すごいなと思ったり、感動したり、
心動いたことをメモしておきます。
書いておかないとすぐ忘れてしまいます。
書くくせをつけると、そのうち、
すぐに気づけるようになります。
そして
どういうビジネスモデルになっているのか、
考えてみましょう。
常にビジネスモデルを考える習慣を
身につけておくと、起業した時に
とてもやりやすくなります。
あなたが既に起業しているなら、
今からでもそれを始めるといいです。
いろんなビジネスモデルを知っておくことで
自分のビジネスにも必ず役立ちます。
そして常に、誰が
どういうものを求めているのか?
をリサーチしておくと、
何を提供したら売れるのかが見えてきます。
ビジネスチャンスは遠くにあるのではなく、
ごく身近に眠っています。
原田正文