一勝九敗。
10回挑戦したら9回負けて、1回勝つ。
負けってなんだろう?
僕たちは何を恐れているだろう?
失敗したらどうなると思っているのか?
あなたは何を恐れていますか?
僕が思うに、それは
「恥」
です。
だから、
一勝九恥(いっしょうきゅうち)
です。
結婚できないことをを恐れている女性がいるとします。
自分が30も過ぎてまだ結婚してなくて、
周りから「あなた、結婚してないの?」と言われ、
周りが結婚しているのに自分はしていなくて、
そのちょっとした恥ずかしさ、気まずさが
恥ずかしい、みたいな。
人と同じことをしていないと、
なんかこの人、問題あるのでは?
とみられるんじゃないか?と思って、
「早く結婚しなきゃ」となってしまう。
周りからまともにみられたいから結婚する
という結婚の本当の意義からずれた
へんな理由で結婚しようとしてしまいます。
恥を怖がっていて、
恥をかく自分に耐えられない。
僕たちは学校教育でずっと
間違ったことをしてはいけないと
教えられてきました。
結婚しないのは間違ったこと。
就職しないのは間違ったこと。
と。
学校にいた時、クラスで発表する時、
間違えたら恥ずかしいと思って
必要以上に緊張したり、
答え知ってても手をあげなかったり。
恥をかくのがイヤと思うと、行動をセーブしたり、
本心からずれた行動を取ってしまいます。
でもその恥を乗り越えられる
勇気さえあれば成功するんです。
ビジネスを始めてうまくいかなくて
お金なくなったら恥ずかしいし、生活費はどうしよう?
持ってるもの売らなきゃいけないかも?
とみていくと、結局、恥をかきたくない
というところに行き当たります。
あいつ、新しいこと始めたけど、
大したことないらしいよ、
失敗したらしいよ、と笑うやつら。
実は、彼らは試してないんですね。
自分はやってもないのに人を笑う。
そういう人たちのために
自分の可能性を潰してしまうのは
もったいないですよね。
そして、やらなかった人が人を笑うんです。
しなかった自分を知ってるから。
人は自分の品格を下げたくないので、
恥をかくならやめておこうと思います。
でも、10回挑戦して
9回恥を乗り越えれば、必ず成功します。
誰でも成功できます。
でも、みんな、恥を超える忍耐がないんです。
だから、みんな、途中で辞めてしまいます。
恥を超える人間は山を越えた人間。
山を越えたから目立ちます。
何も難しい話ではないです。
すごくシンプル。
やりまくれ
ってこと。
恐怖を乗り越えるためには、
痛い思いというよりは、恥をかけばいいんです。
恥をかくことに慣れてしまえば、
あなたは必ず成功できます!
原田正文