脱・999人の常識

日本はとくに、みんなと同じであることが
いいことのように思われています。

まずそもそも学校教育がそうだから。

「前へならえ」って教えられてきたけど、
今もそうなのかな?

いろんなルール作って、みんな同じ格好させて。

社会にとって都合のいい人になりましょう
と常識的な人間を育成します。

最近までは、いい学校、大学へ行って
いい会社に勤めて、結婚して、
子供二人ぐらいで、家買って、

と同じような生き方を奨励されて

それが最高の幸せであるかのように
みんながそんな人生を生きようと
必死になって勉強して働いてました。

終身雇用制が崩れてきたあたりから
いい会社に入るだけが成功でないと、
起業を目ざす人も増えていきました。

僕たちは、同じであるがいい
という教育を受けてきています。

標準の人と同じように考えて振る舞えば、
それらの人たちが過ごしているのと
同じように人生を過ごして終えるでしょう。

もしあなたがどこにでもいる普通の人と
同じ生き方をしたくないのであれば、
常識とは違うことをしなくてはいけません。

同じことをしていたら、同じことになります。

1000人の人がいたら
999人は同じことをします。

それが常識と言われるものです。

常識的生き方。

もしあなたが夢を実現したい、
もっと人と違う生き方をしたい、
成功したいと望むなら、

1000人中の1人になりましょう。

999人の中に埋もれないように。

999人で構成されている中にいて、
同じように仕事をして行動していると、
達成感はあんまりありません。

なぜかというと、
その仕事は他の人でもできるから。

心のどこかで、

この仕事は自分でなくてもできる
自分はいつでも交換可能だ

と感じながら仕事をしてたら
モチベーションも上がりません。

もしそれがあなたならではの、
あなたでないとできない仕事であれば、

それを成し遂げた時、
「やった!」と達成感を感じます。

仕事をしていくうえで、
交換可能な部品になっていたら
やりがいがなくなります。

でもあなたが、1000人の中の一人になるなら、
あなたはかけがえのない存在になります。

替え玉がいない自分になってください。

そのためには、999人の常識とは
違うことに挑戦してみてください。

原田正文