親孝行もそうだけど、一見、
起業や成功と関係ないことが
関係してるってことあります。

山の麓にいて
これから登るぞという時は
目の前の山道や林が見えます。

まだ頂上や山の全体は
眺めることができません。

上まで登ってしまえば、
下を見下ろして、あの山道が
ああなってこうなってと
全体的に見ることができます。

一回以上、その山に登ったことがある人なら、
山道がどうなっているかがわかります。

それと同じで、あなたよりもっと
うまくいっている人がいたら、
あなたよりもっと高い視野から物事が見えています。

親孝行すると全てが良くなるとか、
持ってる服を捨てるとか、

一見、成功とは関係ないことも
全部繋がっています。

登山家が「この崖から登りましょう」
という時、素人は、

「なぜこの崖？、危険じゃないか、
そこではトレーニングしてないし、
こっちの方が安全です」

と思ってしまうけど、

山を何度も登った人は経験から、
この崖を登る方が一番安全で早い
と知っています。

そういうことを知らない人は、
言ってもいうことを聞きません。

山の麓の人と山を登った人では
ステージが違います。

知ってる、わかっているの
レベルが全然違います。

山のてっぺんから見たら
そのルートがわかるけど、

登ってない人は、よそのルートに
行ってしまうことがあります。

そうやって、
自分は知っている、わかっている
という罠にはまって、

自分の価値観に染まってしまうと、
自分基準で判断してしまいます。

そうなると、行動できないし、
結果もなかなかでません。

誰かから学ぼうと思ったら、
言われた通りにしてみます。

なんでそうしたらいいか
わからないけど、そうしろって
言われたからとにかくしてみる。

その時に自分のやり方や価値観に
しがみついていたら、すぐ結果は出ません。

すぐに結果が出るのは
言われたことを愚直にする人。

飛行機に乗ったら、
乗務員のいうことを聞きます。

でないと、
危険な目に遭いかねないです。

そんな時には自分の価値観で判断せず、
自分を捨てないといけません。

目の前の点と点がどう繋がるのか、
自分にはまだ見えてなくても
経験者には見えています。

だから、
なんの関係があるの？
と思うようなことでも、

とにかくメンターや先生の
言われたことをまずやってみる。

やってみてから、
自分には合わないとか、
これは違うとか考えればいいです。

やらず嫌いにならずに
やってみてなんぼ、と思いましょう。

原田正文