原田正文です。
僕は今でこそ
こうした立場にいますが、
子供の頃は
ごく普通の生活をしていました。
自由とはほど遠い生活でした。
だからこそ20歳になって
「成功したい」と思いました。
成功者の本を読んだ時に、
プライベートジェットで毎日飛び回れる。
豪邸に住んで、
車を何台も所有していたり。
いろんなことが書かれていました。
そんな話に単純に
「スゲー、かっこいい!」ってなって
自分もそんな風になりたいと
同じものを目指しました。
いろいろありましたが、
僕は27、8歳ぐらいで
その夢を叶えることができました。
最初は、
「あ、仲間入りしたんだ」と
とてもワクワクしましたね。
しかし
蓋を開けてみれば、
なんてことはありません。
口座にお金はありましたが、
特に世界中を旅行して回りたいとも思えず。
高い物も買ってみたけど、
そんなに必要ないと感じました。
タワーマンションにも住んでみましたが、
早く出たいと思いました。
豪華な食事よりも、
ココイチのカレーを頼んだりしました。
ふつうの味噌汁が美味しいと感じました。
つまり何が言いたいかというと、
20歳のときに憧れた成功者の生活は
僕が本当に欲していることでは
なかったわけです。
自分が実際になってみたら、
そんなにワクワクしなかったんですね。
他人の夢を、
自分の夢だと思い込んでしまう。
多くの人がそうなっています。
もしもあなたが
「これを実現したい!」と
目的を決めているなら、
何でやりたいのか?
何のためにやるのか?
掘り下げてみてください。
原田正文