ヒーローのかっこよさ

スパイダーマン

という世界的に有名な
ヒーローがいます。

 

彼はクモのように
糸を出したり壁を這ったりして、
犯罪者と戦います。

 

でも彼はヒーローであるがゆえに
自分を犠牲にしなければなりません。

やっと憧れの仕事に就けても、
どこかで犯罪が起きたら
飛んでいかないといけないので
ちっとも上手くいきません。

大好きな彼女とのデート中にも、
事件が起きたら
飛んでいかないといけないので
嫌われてしまいます。

 

彼が次々事件を解決し、
メディアを通じて
その存在が広まるとともに、

悪く言われたり
妬まれたりもします。
(もちろん応援もされますが)

 

それで、

彼は「本当に自分がすべきこと」を
悩んでしまうんですね。

 

ただ
“カッコいいヒーロー”
じゃなくて、

そういう心の描写があるのも
スパイダーマンが
人気である理由だと思います。

 

 

 

経営をやって人の上に立つとか、
成功を手に入れて脚光を浴びるとか、

そういう立場になったときは
彼に見習うべき部分があります。

 

僕たちが
手から糸を出すのは無理ですが(笑)

 

自分が傷ついて
痛い思いをするとしても。

自分が損をして
他人が利を得るとしても。

そうする方が
「自分の中の正義」と思えるのなら、
喜んでそちらを選びましょう。

 

そっちのほうが
「かっこいい」です。

 

 

“かっこいい”ってのは
“格好つける”とは違います。

 

“格好つける”は
周りを気にしてしていること。
なのでダサいです。

“かっこいい”は
周りを気にしてません。

 

自分が損しても、批判されても、
筋が通っているとか
誰かのためになることなら

それはあとあと光ってきます。

 

真の“かっこよさ”は
容姿の話ではなく、
生き方やあり方の話。

中身がかっこよければ
外見も自然とカッコよくなる。

 

太ってても
背が低くても
顔が不細工でも、

かっこいい生き方をしている
人はかっこいいです。

 

言動と行動が一致してます。

 

自分にとっての
「かっこいい生き方」って
どんなだろう?

って考えてみてください。

そして、
ぜひそれを実行してください。

 

原田正文