原田正文です。
「起業」をするのが昔と比べ、
すごく楽になっています。
以前は、
店舗や事務所を持つために
資本金がいくら必要とかあったので、
まずお金がないと起業は難しかったです。
しかし今では、
パソコンひとつあれば
誰でも起業できます。
いや、
パソコンがなくても
スマホ起業も可能です。
ただ気軽に起業できる分、
ビジネスのことを何も知らずに
始める人も多いですね。
センスのいい人なら
感覚でやっても、
それで稼げたりしますが…
そこにあぐらをかいてしまうと、
すぐに転落します。
実際、
ガンガン稼いでいた人が
2〜3年で消えていくことも
少なくありません。
例えば、
もともとイラスト描くのが得意な人が
スマホで気軽にビジネスを始めて…
運良くヒットしたとしましょう。
ビジネスの基本とか、
全体像とか、
そういう知識がなくても
絵の技術とか直感で
それなりにできてしまった場合。
「自分って才能あるかも?」
と錯覚してしまうかもしれませんが、
そこに落とし穴があります。
いくら絵を描く能力があっても、
マーケティングはまた“別の話”。
直感や感覚でやると
必ずいつかボロが出ます。
優れた芸術家が、
必ずしもそれで食べていけるわけではなく、
必ずしも有名になるわけではない。
それと同じですね。
長期的視野で
安定したビジネスがしたいなら、
“我流”は非常に危険です。
もしあなたが現在
うまく稼げているとしても…
ちゃんと学んだことがないなら、
ビジネスやマーケティングについて
基本的なことは
知っておいたほうがいいでしょう。
時代や流行の変化に合わせて
変えるべきことはありますが、
原理原則というものは
変わりません。
基本のベースとなる部分です。
それを知って、
初めて応用が利きます。
企業を拡大させていきたい時にも
基本は必要となります。
ビジネスの全体像を知り、
自分のビジネスの強み・弱みを知って
改善していくことが大切ですね。
原田正文