肌の感覚も大事にしよう

原田正文です。

昨日、

「経営には数字を見ることが大事」

と言いました。

これは現実として
目の前に現れるものだから、
まずはこれをちゃんと読み解いて
把握しなければなりません。

でも、それが全てかと言うと・・・
実はそうではありません。

数字だけにこだわってしまうと、
肝心なところが見えなくなってしまいます。

職場の机でたくさんの書類と
格闘をしている人と、
現場で実際に人と触れている人と、

その見解の違いが
大きくずれることがあります。

紙面上のことだけでは
見えてこないものもあるから。

それでわかったつもりに
ならないことです。

数字が大切なのは当たり前なんですが、

それと同じくらい
スタッフやお客様と話をして、
肌で感じるのも大切。

この肌の感覚はとても大事で、
最終的には勘がものを言います。

いろんなデータ、
人の意見や情報、
それを得ても最後は勘です。

数値を見たり、案件を見たり。

そこで今までに培われてきたものが
ピキッと作動して

「これはいける!」
「これはやばい!」

とかわかります。

この勘を養う方法は、

いろんなものを見て
いろんな体験をして
いろんな人に会って

と経験を積み重ねていく、
それしかありません。

だからいろんな経験をするべきだし、
いろんな人に会いましょう。

目の前に叩き出される数字と
自分の中で培ってきた経験と
現場で感じられるもの

それらが
自分という計算機の中で計算され、
現実と勘がうまく混ざり合うと、

ベストな決断ができるようになります。

僕なんてまだまだその修行中だけど、
すごい人は本当にすごい。

あなたもいろんな人に会って
いろんな経験をしていきましょう。

新しい経験をすると、
自分の中の情報が増えます。

その情報は多ければ多い方がいいです。

それがあなたに必要な
直感をもたらします。

原田正文