原田正文です。
人がお金を払おうと思うとき、
どういう心の動きがあるでしょうか?
それがわかれば、
「どうすれば人が買いたくなるか」が
わかります。
それを知るためには
どうしたらいいでしょうか?
本を読む。
心理学を学ぶ。
もちろんそれもいいですが、
もっと簡単な方法があります。
それは、
自分が「何か買いたい」と思った時
心や感情に何が起こっているか?
それを逐一、観察することです。
最近、
あなたが買った高価なものは
なんでしょうか?
その時の様子を
思い出してみましょう。
・商品をどうやって知ったか?
・なぜ欲しいと思ったか?
・買うきっかけはなんだったか?
・決め手になったものは?
・迷っていたとしたら、何に迷っていたか?
・買った後、どんな気持ちになったか?
このように、
あなたが買い物をしたときに
どんな心理や感情が動いていたか。
思い出してください。
それをよく観察することで、
購買心理が見えてきます。
とはいえ、
人によって響くところは違います。
質の良さにこだわる人もいれば、
安さにこだわる人もいます。
誰もがあなたと同じとは限りませんが、
買いたくなる時に
どういう気持ちになるか?
何が起こっているか?
それを知っておくと
大いに参考になります。
それが価値になります。
例えば、美容室です。
あなたが通っている美容室は
なぜ選んだのでしょうか。
・気に入った美容師さんがいる
・リピートしているので
自分の好みを覚えてくれている
・料金が安い
・家から近い
・知名度がある
・スタンプカードがある
・他にないサービスがある
・待たなくて済む
など、いろいろ出てくると思います。
多くの顧客が同じことを言うなら、
それが商品やサービスの「売り」です。
ご自分の商品がある方は、
ぜひこれをチェックしてください。
意外と、
自分が思っているのと違うところに
価値を見出されている場合もよくあります。
顧客が何に価値を感じているか?
それを知り、
要望に沿うことができれば
喜ばれてリピートも増えます。
原田正文