「普通」と言われることは選ばない

原田正文です。

僕は「起業したい」という人を
支援する活動をしています。

ちょっと前に相談を受けた
人の話なんですが、

当時20代後半くらいの女性が
英語の翻訳の仕事を
副業でもらってきました。

その仕事は、
英語のビデオを翻訳するもので
すごく大変だったんだそうです。

英語を適切な日本語にするのも大変だし、
テロップを入れるのも大変だし。

ただ、時給にすると4000円くらい。

悪くはないですよね。

だったら、
それ続けてもいいんじゃない?
と思います。

ところが、彼女は
その仕事があまり面白くなかったらしいです。

つまらないと感じて、
モチベーションがダウンして、

「これを本当にやる理由があるのか?」

と考えてしまったそうです。

なので、僕はアドバイスしました。

普通はみんな、
ただ翻訳する仕事だと思って
テロップ入れて納品して
はい終わり、ってなるよね。

そうじゃなくって、

ビデオ翻訳の仕事がもらえるレベルなら、
英語に関する仕事って
もっといっぱいあるはず。
翻訳以外にも。

だったらもっとそこを
ヒアリングしなさいと。

それに対して、
あなたが何か「英語でできる価値」を
もっと提供して

どんどん提案しなさい、

とアドバイスしました。

すると、

「わかりました、
もっとできるかもしれません」

と彼女は目を輝かせました。

多くの人が、
目の前のことをこなすだけで
終わってしまいます。

「これはこう変えたら楽しいんじゃないか?」
「こうしたらみんなが喜ぶんじゃないか?」

そういった考え方をせず、
常識にとどまってしまう人が
ほとんどです。

だから

みんなが同じことをしているなら、
あなたは違うことをする
一人になってください。

何事に対しても。

常に挑戦の気持ちを持つことです。

挑戦はどこにあるかというと、
目の前に常識を疑うこと。

普通と言われることを選ばない。

仕事に対してだけでなく、
なんでもいいです。

趣味、人間関係、生き方…

普通はこうだよな、
というところを
「ちょっと待った」と。

どうすれば面白くなるかな?
どうすればワクワクするかな?

と挑戦を楽しんでください。

原田正文