原田正文です。

人を判断する時、
ちゃんと確認していますか？
その人を尊重していますか？

「あの人はこんな感じ」

と確認もせず勝手に決めつけて、
自分の中だけで
判断していませんか？

いつもサボってるな。
_いや、親の介護で大変なんです。

私の話聞いてない。
_いや、体調が悪いんだ。

なんて具合に、
自分には見えていない
違う事情があるかもしれません。

だから
相手を尊重して、
自己完結で判断せず、

ちゃんと話を聞きましょう。

心がけたほうがいいのが、

常に相手を
「できる人」として扱うこと。

これ、実はポイントです。

相手はできる人、
完璧な存在。
と思いながら確認しましょう。

愛を持って接するんです。

いちいち全員愛せないよ！
と思うかもしれませんが、

相手を尊重するというのは
愛がないとできません。

ちゃんとそこは話を聞いて
確認をして、
本当なのか？自分の妄想なのか？
はっきりさせるんです。

例えば
あなたが身に覚えのない浮気を
パートナーから疑われて、

こちらの話も聞かずに
ずっと疑われ続けていたら、

「信用されないなら、もういいや」

ってなっても仕方ないですね。

自分の妄想だけで
人を見ていると、
結局のところ自分も損をします。

現実を招くのは
いつだって自分なんです。

だから相手をしっかり見ないと。

上司に不満があっても、
恋人に不満があっても、
友達に不満があっても、

「なんだ！あいつは！」
って思うのではなく

まず、ちゃんと二人で話してみましょう。

そのとき
「私は困ってる」「私は苦しんでる」
「私は寂しい」「私はムカついてる」

と話すのではなく、

「いつも色々ありがとう」

「もっと関係を良くするために、
こうしたらいいと思う」

「こうなったらみんなが
ハッピーになれると思う」

と話をします。

自分の得とか、
自分の利益の話をしないこと。

自分中心の話ばかりしたら、
「なんだこいつ」
と思われます。

都合のいいやつ、
と思われると
相手は話を聞いてくれません。

あなたのためを思って、
みんなのためを思って、
こうしたらいいんじゃないですか？

と言うと、
相手の捉え方が変わります。

人間っていうのは、

自分を認めて欲しい！
自分を愛して欲しい！
って言われるとドン引きします。

ですが、

あなたのために・・・
って言われると話を聞きます。

これは、マーケティングでもそう。

「この商品はすごいから買って」
と言っても欲しくなりません。

「この商品であなたの悩みが
すっかり解決しますよ」

「こんな不便なことが
こんなに便利になりますよ」

と相手のためを思って
伝えることができるなら、
「買いたい」となります。

あなたも、
自分の価値観だけで判断する人とは
付き合いたいとは思いませんよね。

愛を持って、
相手と接しましょう。

そうしていると、
自分の結果に反映されます。

原田正文