原田正文です。

どんなに華々しい成功者でも、
たいてい一度や二度は
どん底を経験しています。

落ちるところまで落ちてから、
死ぬ気で這い上がった。

という人はたくさんいます。

破産寸前になる、
多額の借金を背負う、

信頼していた人に裏切られて
ごっそりお金を持っていかれる、

家族のために
必死に仕事をしている中で
家庭崩壊、離婚、とか、

失恋する、受験に失敗する、
リストラにあう、詐欺にあう、
などもあります。

誰でも生きていれば、
何かしら
もうダメだ！
と思うことが起きます。

そんな時は
「なんで自分は…」と
落ち込んでしまいがちです。

ですが、
「ピンチはチャンス」という
有名な言葉がありますよね。

実際、本当に
ピンチはチャンスです。

なぜなら、
逆境に直面したときは
自分を変えることができるからです。

思いもよらない
物凄いパワーが出るからです。

人は「変わりたい」と
口では言っても
なかなか実行できません。

だけど、崖っぷちに立つことで
本気で自分に向き合います。

厳しい道ですが、
これは早く成長できる
「抜け道」です。

嫌でも変わらないと
もうどうにもならなくなり、

やるしかない！
という状況になれば
人は動きます。

「まさか自分が？」
と思うような行動もできます。

崖っぷちに立たされれば、
勇気を出して
向こう岸にジャンプするしかありません。

飛んで初めて、
「自分にもできるんだ！？」
と気づきます。

どんなにどん底を味わって
失敗と思っても、

そこが終点ではなく
まだまだ途中です。

ゴールに向かうプロセスの最中です。

だから、
ピンチが訪れたときは
成功に近づくチャンスです。

もう手がないと思えても
まだまだ考えます。

限界と思ったところは、
限界ではありません。

自分で勝手に決めているだけです。

何もかも出尽くして、
あらゆる手をやり尽くし、

いよいよもうダメだ、
と思ったぐらいに
チャンスの女神が現れます。

それくらいにならないと
火事場の馬鹿力は出ません。

勝負は最後までわかりませんし、
どんでん返しも大いにあります。

成功している人っていうのは、
言い換えれば

「最後まであきらめずに
圧倒的に行動し続けた人」

です。

あなたも、僕も、
まだプロセスの中。

その都度、
やれることを精一杯やりましょう。

「やれることは全部やった」
と言っても、
そこからまたさらにやる。

それくらいの根性を持てば
必ず上手くいきます。

原田正文