人生もビジネスも
トライアンドエラーの連続です。

恋愛も同じ。

告白してOKをもらうこともあれば、
失恋することもあります。

何度もトライしてやっとうまく
いくこともあります。

うまく付き合えることになっても
それからが本番。

おとぎ話のように、

そして二人は幸せに暮らしました。
チャンチャン！

ということにはならず、
いろんなことが始まります。

時には、ぶつかり合いを通して
お互いが腹を割って本音で話すからこそ、
お互いの価値観や考え方の違いを
擦り合わせて理解が深まります。

初恋が実って付き合いだして、
結婚して、ケンカ一つせず、
問題も悩みも一つも起こらず、
幸せな人生を終えました。チャンチャン！

という関係はまずありません。

おとぎ話の世界だけです。

プラス思考やポジティブ思考が
はやった時がありました。

なんでもポジティブに考えればいい
という雰囲気がありました。

妙に元気よく明るいイケイケの
人たちがたくさんいました。

ポジティブであるのはいいことです。

でもネガティブな思いを抑えて、
ポジティブな人っぽく振る舞っている
としたら、

それは本当のポジティブではなく、
”ポジティブなフリ”です。

フリを続けていたら
そのようになっていく

とは言いますが、

感情は抑え込んでいると
ブスブスと腐敗していきます。

そこを無視して、無理して
ポジティブに振舞えば、

負の思いを抑え込むことに
エネルギーを使ってしまいます。

ネガティブは悪い
ポジティブはいい

と思っているのなら
そこから見直しましょう。

本当にポジティブな人は
ネガティブなことをしっかりと
受け止めることができます。

金持ちになりたい、モテたい、
支配したいという動機を隠して、

「誰もが笑顔の社会を作りたい」
と言っているとパワーが落ちます。

自分のどす黒い？欲望や野望に
正直になって認めてしまえばいいです。

俺は稼ぎたい！
成功したい！女にモテたい！

自分の欲望に正直になる方が
パワーが出ます。

これらの欲望は
手に入れば満足します。

マズローの欲求５段階で言われるように、
生理的欲求、安全の欲求が満たされると、
集団に属したいという社会的欲求が生まれます。

次に、認められたいという尊厳欲求。

これらが満たされると、
自己実現欲求が現れます。

同時進行でも起こりますが、

「モテたい、フェラーリ欲しい」で
起業した人が、「社会貢献したい」と
変わるのは欲求が満たされていったからです。

「なぜそれをするのか？」

これがわかっている人は強いです。

自分の欲求を掘り下げ、
本当の意味でポジティブに
なっていきましょう。

原田正文