チームメンバーが同じビジョンに
向かって一致団結することは必須です。
しかし、それは自分たちの話。
ビジネスが成立するのは
お客様があってこそ。
お客様の望んでいるものを
提供してこそビジネスとして
成り立ちます。
内輪で盛り上がっているだけ
ではいけません。
いったい自分たちは
どういう人たちにお役に立ちたい
と思っているのか?
どういう人たちを対象とするのか?
そしてその人たちが何を望んでいるのか?
何に困っているのか?悩んでいるのか?
どんなサービスが欲しいと思っているのか?
その辺りのリサーチを徹底的にする
ことをお勧めします。
お客様に求められて初めて
ビジネスが成り立ちます。
よく間違えるのは、
商品ありきになってしまうこと。
これはいい商品だ、いいサービスだ、
きっと売れる!
と思い込んで、その商品がいかに
いいかを伝えようとします。
Macファンに、Androidのスマホが
どれだけいいかを説明しても、
「いや、自分はiPhoneがいいし」
の一言で終わるでしょう。
相手が興味を持っていないなら
説明するだけ無駄です。
興味のない人にも興味を持ってもらえる
ように持っていけたらいいですが、
それには時間がかかります。
なんどもDMを送ったり、
メルマガ配信をしたり
と手間がかかります。
それ以前に、まずは興味のある人に
向けて提供する方が早いです。
そのためには、
どこにお客がいるか?
どんな人がお客になり得るのか?
彼らは何を求めているのか?
自分たちの商品やサービスは
それにマッチしているのか?
それを知る必要があります。
こちらがターゲット層を選んだとしても、
買ってくれるかどうかを決めるのは
お客様です。
あなたのところの商品が欲しい、
サービスが受けたいと言ってもらえて
こそです。
押し売りをしたら、1回目は
ゴリ押しで買ってもらえたとしても
絶対にリピートしてもらえません。
大事なのは、一回きりの購入客ではなく、
ファンになってリピートしてくれる
お客様を増やしていくことです。
そのためには、お客様に
「購入してよかった」、
「いい変化があった」と喜んで
いただけることが大事です。
結果を、いくら売上が上がったか?
で判断してしまいがちですが、
短期的はともかく、長期的には
売上重視ではありません。
お客様の満足度が上がれば
売上は上がります。
長期的に考えれば、いかに
お客様のニーズを満たし、満足度を上げ、
リピートしていただくかが
大事なポイントとなります。
原田正文