あなたは「努力」って言葉をどう認識してますか？

努力っていうと、頑張る、鍛錬するなど、
そういうことを認識する人が多いでしょう。

努力は、すればいいものではなく、
ちゃんと方向性を持っていることが大事です。

結果が出ないことに対してがむしゃらに
努力しても結果は出ませんよね。

効率が上がる方向に努力すれば、
パファーマンスも発揮され、結果もついてきます。

僕たちは人生でいろいろとがんばったり、
労力を費やしたりしています。

自分の行きたい方向に行くには、
その努力の方向、ベクトルが正しいかどうか
が大事になってきます。

それによって、あなたが早く
結果を出すか出さないかが決まります。

これはすごく大事なことで、
気をつけないと落とし穴になってしまいます。

よく言われる努力や方向性は、例えば、
新しい取り組みをするために
情報を引っ張ってくる、本を読む、
いろいろセミナーを受講するなど、

自分の人生を良い方向に導くために
やるアクションです。

実は、そこですごく大事になってくるのは、
その部分ではなくて、それ以前です。

頑張ろうと思う時に、勉強したり
情報をとってきたりするけれど、

皆さんが行うアクション、努力の前に、
やらなければいけない見えない努力があるんですね。

しっかりとそれをやらないと、
せっかく選んだとしてもそのアクションが
無駄になってしまうかもしれません。

では、取るべきアクションの見えない
努力って何かというと、一言で言うと、

忘れない努力

なんですね。

これがすごい盲点なんです。

新しいアクションをしたい、その場で人の話を聞いたり、
セミナーを受講したり、勉強したりしますが、

その時に、勉強することが目的に
なってしまいがちです。

話を聞いて妄想してテンション上がるけど、
行動は何も行われていません。

人の話を聞いたり、勉強したり、
自分で情報キャッチしたりして、
その情報がイメージできて、

これはできるな、これはできないな
と取捨選択して、一旦ここで気持ちが良くなります。

人の話を聞いたり、
これやりたいんです、素晴らしいです、
というやり取りの中で情報を引っ張ってきます。

その情報をキャッチアップしていく中で、
すでにやった気になってしまいます。

これがもったいないです。

やった気になるのは危険です。

脳でやって気になってしまうので、
次の日に忘れてしまうんです。

だから「忘れない努力」をする
ことが大事です。

ぜひ心がけてください。

原田正文