規格外になれ!

僕たちは学校で正しい答を得ることが
大事だと学びます。

テストの成績がいい人が頭のいい人。

そのように位置付けられます。

小さい頃から、正しい答えを
導き出すことが大事と学ぶので、
物事には正しい答えがあるように
思ってしまいます。

しかしながら、社会に出てからは
正しい答えなんてないんじゃないか?
と思うような出来事が続出します。

学校にいる頃だって、それは
おかしいんじゃないか?と思える
ことはたくさんあります。

でもそれを声高に言うのは、
よくないことのように扱われます。

こういう人生を歩みなさい。
これが幸せ。
こうするが正しい。
これはダメ。
こんな人になりなさい。

自分が自分であることよりも
それらの規格化された自分であることが
いい生徒であり、いい社会人であると
思わされます。

大事なのは正しい答えを知る
ことではなくて、

自分で考える力を身につけること。

つまり、智慧を身につけること
が大事です。

その知恵はどうやってつくか
というと経験でしょう。

多くを経験し、いろんな人に出会い、
いろんな考え方や方法を学ぶことで
答えは一つではないんだと学んでいきます。

大事なのは、答えを知ることより、
「応用力」です。

予測外のことが起きた時に
いかに柔軟に対応できるか?

マニュアル通りに生きているのに
慣れてしまうと、いざという時に
対応できません。

物や情報に溢れた現代では、
「こうすればいい」という情報が
溢れています。

手にするマニュアル化された情報に
従っていると、それが考える力、
生きる力を奪ってしまいます。

答えがあらかじめあるものを
与えられて、これをしなさいと
言われることは楽です。

自分が考えなくて済むから。

でも、ビジネスを自分でやるのなら
自分で考える力、作り出す力を
持たないといけません。

常日頃からいろんなことに疑問を持ったり、

これはどうやって成り立っているのだろうか?
とプロセスに興味を持ったり、

自分ならこうすると考えてみたり。

そうやって自らいろんなことに
好奇心、興味を持って取り組むことで
養われていきます。

まわりにあわせよう、
合わせることが正しい
と思っているうちは
いいものを生み出せません。

答えを探し求めるのではなく、
答えを自分で作り上げる。

一つの答えややり方に終始するのではなく、
新しい答えを探す姿勢、それが新しいもの、
規格外のものを生み出していきます。

自分自身が規格外な存在に
なっていきましょう。

原田正文