仕事をしていると
いろんな人に関わります。

自分をはるかに上回る
尊敬すべきすごい方たち。

ハイエナの如くお金の匂いを
嗅いで寄ってくる人たち。

なんの要求もせず、静かに
見守ってくれている人たち。

たくさんの人たちと関わり、
たくさん助けられてきましたし、
裏切られることもありました。

仕事柄、出会う人たちは
いろんな関係性の中で
成り立っています。

しかし地元で一緒に育ってきた
仲の良い友達とはいつ会っても
子供の時のままです。

全然飾らず、ありのままの自分でOK。

学生時代のバカを一緒にやっていた
連中とは、今もバカな友達。

気心しれているので気楽です。

そういう連中と仕事に関係なく、
他愛もない会話して笑ったり、
くだらないことするのは
今でも楽しいです。

子供のように利害関係なしに
付き合える人たちには心安らぎます。

「なんか会った時は
　いつでも泊まりに来い。」

と言い合える存在。

いい職に就いた、お金を得たから、
成功を収めたからペコペコするような、
人の肩書きを見て態度を変える人には
なりたくないですね。

地位名誉関係なく、どんな人にも
変わらずに接することができる
誠実さは持っていたいです。

どんなに成功してもお金がある人でも
基本の暮らしは変わりません。

人と付き合い、食べ、寝て、仕事する。

そのバリエーションが違うだけ。

ごく普通に地元に就職して家族を作って
生きている人たちの中にも素晴らしい
人たちはたくさんいます。

静かにめただず、一生を終えていく
かもしれないけど、人を慮り、
誠実に生きる人たち。

華やかな世界や大成功収めている
人たちに憧れるのはいいけど、
大事なものは見失っちゃいけない。

人としてどうあるか？

そこがぶれることのないように
したいですね。

原田正文