私の人生ビジョンは

「いい人を勝たせる」こと。

いい人って何か？というと、
優しく情に厚く、人思いだからこそ
萎縮してしまって、譲っちゃって、
あまり自分自分しない人。

ビジネスが下手くそだけどいい人、

そんな人は日本にたくさんいます。

こういう人は人がいいゆえに、
なかなか上に上がれません。

そこを利用する人も
世の中にはたくさんいます。

やはりビジネスで成功する人は、
自分が強い人。

世の中、仕掛ける側と
仕掛けられる側があります。

仕掛ける側になるなら
いい人だとうまくいきません。

僕はそれが悔しいです。

僕はそんないい人たちにいい武器を渡して、
その武器でいい人に勝ってほしい。

そういう人たちが日本を良くしてくれたら、
って本当に思っています。

世の中を見ていても
人の欲望は尽きることないです。

世の中で売れているものを見ると
それがわかります。

最近なら、ビットコインなど
仮想通貨に関するもの。

「簡単に儲かるかもしれない」
って欲を刺激されます。

食べ物に関するもの、ダイエット、
美容、モテる方法、ゴシップ
自己啓発、成功本、エッチ本など、

売れるものといえば、ほとんどが
大衆の欲望を刺激するものです。

本能的な動物的な刺激をくすぶるものが多いです。

だから売る側も売ろうと思えば
そういうものを出すことになっていきます。

売れるものには何かしら大衆の人々の
飽くなき欲求を刺激するものがあります。

潜在的に抱えている強い欲求や願望を
掴み取っているので売れます。

良いものだから売れているわけではないです。

道徳上良いものとは言えないものも
たくさん出回っています。

いつの時代もそれらに需要があるのは、
根強い欲望がそこに潜んでいるからです。

世の中には、とてもいいものなのに、
世の中に知られていないがゆえに
売れてないものはたくさんあります。

仕掛ける側、売る側になるなら、
いい人でいては負けてしまいます。

良い人は、時としてバカ正直に
なりすぎて損をしてしまいます。

時には、大衆の欲望を刺激するものを
売って知名度を上げることも必要です。

手段を選ばす、その先の大きな目標を
達成するために利益を上げること、
数字を追いかけることに集中することも大事です。

そうすることによって、のちのち
本当にしたいことの実現が可能になります。

欲望を刺激して売れるものは
必ずしも低レベルのものとは限りません。

売れるからには必ずそこに潜む
深層意識や人間の本能を刺激する何かがあります。

その人間の根源的欲求を無視しては通れません。

そこを踏まえたうえで、
うまくそれを取り入れていくと、
いい解決法が見つかるのではないでしょうか？

原田正文