みんな、愛されたい

怒りを鎮める二つのポイント。

一つ目のポイントは、

人に対して
腹が立ちそうになった時に、

「この人もお腹を痛めて産んでくれた
 お母さんがいるんだ」

って言葉を自分に投げかけてみる

でした。

その人も、お母さんがお腹を痛めて
産んでくれて、元々は可愛い赤ちゃん
だったと想像してみてください。

ということでした。

今日はもう一つのポイントです。

それは、、、

この人は

愛されたくてわがまま言ってるだけ

なんだなー

と思うってことです。

その人も元々は
純粋無垢な赤ちゃんでした。

愛されて育ったかもしれないし、
自分が望むほど愛されなかったと
感じているかもしれません。

大人になると、いろんな人が
いろんな態度をとります。

横柄な態度や言葉が雑だったり、
配慮が足りなかったり、
自分が伝えたことが伝わらない、

などいろいろあります。

でもその行動でさえも、
愛されたくてわがままな行動を
しているだけなんです。

人に対してひどい行動をする人も
いるけれど、それも一つの愛の形なんです。

認められたくて、
自分の存在を知ってもらいたいから、
怒鳴ったりします。

もっとかまって欲しくて、
「寂しい、寂しい」と自分の方を
振り向いて欲しいと思います。

そういうことも全て
愛されたくて、寂しさを埋めたくて、
認められたくてやっていることなんです。

だからそれをわかってあげるといいです。

この人も愛されたくて
わがままを言ってるだけなんだな。

愛されたくて、自分勝手な行動を
しているだけなんだなと思うと、
愛おしくなってきます。

目の前の人が自分の意図しない行動を取っても、
腹がたっても、ムカついても、

一旦ちょっと引いて、

この人もお腹を痛めて産んでくれた
お母さんがいるし、お父さんもいるんだなって、

ご家族が生まれた瞬間、
すごく喜んだ時があるんだなとか、

愛されたくて、今ちょっと心が
ねじ曲がっているだけなんだな

と思うと、

怒りも収まり、その人が愛おしくなって
向き合おうというスタンスになってきます。

ムカつくから距離を取るのではなく、
そういう風に歩み寄ってみてください。

小さい赤ちゃんが泣いていると
気になりますよね。

どうして泣いてるんだろう?
なぜだだこねてるんだろう?
と向き合って構ってあげます。

目の前に子供がいるように、
親心で目の前の人を捉えてみると

この人も愛して欲しいんだな
寂しいんだな

と怒る気持ちも失せてきて
愛おしく感じてきます。

ムカついた相手にも愛を持って
接するようにしていると、

日々落ち着いてきて、
怒ることが減ってくるくるかなと思います。

ぜひやってみてください。

原田正文