世の中にはいろんな人がいます。

みんないい人だったらありがたいけど、
残念なことに悪い輩も存在します。

日本人は、海外と比べれば、
かなりマシだと聞きます。

世の中には、人を騙したり、
平気でひどい目に遭わせる人たちも
必ずいます。

いない方がうれしいけど、やっぱりいます。

だからそこは目利きにならないといけません。

騙す方も悪いけど、騙される方も悪い。

自分が見破れなかったのだから。

だからしっかりと勘を鍛える必要があります。

勘を鍛えるっていっても
「どうやって？」と思いますが、

まずは現実をしっかりと見る。
そして現状をしっかりと把握する。
人物をしっかりと見極める。

ここで間違いを見抜けなかったら
まだまだ自分は甘いと思わなければなりません。

ちょっとした間違いが命取りになることもあります。

社長ともなれば、プレッシャーも大きいです。
自分の判断で、社員が路頭に迷うことになっては大変です。

人を見る目はしっかりと鍛えるべき。

いろんな試練をくぐり抜けた人なら
人を見れば、だいたいどういう人物かわかります。

信頼できそうか？
何か隠し事をしていないか？
嘘を言っていないか？

人を疑うのは良くないけれど、
しっかりとその人物を見て
判断しなければなりません。

もし信頼できない人物だと思えば、
それ以上関わらない方が無難です。

僕は信頼できない人物とは
仕事をしたいと思いません。

その人物が信頼できるかできないかは
接すればわかると思っていても、

時には、見抜けなくて
痛い目に遭うこともあります。

そうやって身をもって知ることで
だんだんと人を見る目も研ぎ澄まされます。

経営は数字もしっかりと見ますが、
人もしっかりと見ます。

最後は勘がものを言います。

原田正文