成功している経営者は強運の持ち主です。

経営者をしていれば
いろんなことに遭遇します。

僕も今までなんどか、
大変な出来事に遭遇しています。

でもありがたいことに、いつも
どこからか助け船が来て、助けれらます。

うまくいっている経営者は
みんな「自分は運がいい」と言います。

でもそれは、棚からぼたもち式に
運がいいわけではありません。

もともと金持ちだとか、
業界の知り合いが多い
というわけでもありません。

運がいいという人は
運が良くなる行動をとっています。

自然と運を引き寄せています。

人間関係を大切にしていますので、
どうやったら相手が喜ぶかと考えます。

ものすごく成功しているのに
すごく腰が低い人もいます。

まわりをよく見てて
すごく気を使ってくれたり、
細かい気遣いでもてなしてくださいます。

人とそういう関係性を築いていると、
何かあった時には、誰かが
手を差し伸べてくれます。

お金をたくさん持っていても
所詮は紙切れです。

何かと交換しない限りは
お金は役に立ちません。

お腹が空いて１万円札を食べても
お腹を壊すだけでしょう。

それよりも自分が無一文になっても、

家に泊めてくれたり、
ご飯を食べさせてくれたり、
何も言わずにお金を貸してくれる

そういう知り合いや友達がいる方が
よっぽどありがたいです。

そういう人間関係は普段から
信頼できる付き合いをしているから
こそ成り立ちます。

ビジネスをする時もそうです。

たくさんの人に応援いただければ
とても心強いです。

そのためにはまずは
こちらから与えることが大切です。

そしてお世話になった人には
ちゃんとお礼をするし、
何かの時にはすぐに駆けつけます。

「あいつはやるな」と
思ってもらえると、何かの折に
声をかけてくださることもあります。

それ以外には陰徳を積むこと。

これも運を良くする秘訣です。

陰徳とは、人の見ていないところで
徳を積むことです。

道端のゴミを拾ってゴミ箱に捨てる。

ホテルに泊まったら布団のシーツを
取って畳んでおく。

トイレに入ったらきれいにしておく。

スリッパは揃えて脱ぐ。

黙って寄付をする。

などいろいろありますが、
人知れずいいことをするといいです。

こういうのって無意識に入っていきます。

罪悪感を持っていると、悪いことが起こると
罰が当たったとか、自業自得と思います。

しかし自分はいいことをしている
と無意識で思えていたら、

何かあった時には、絶対自分は助かる、
切り抜けられる、天の助けが来ると思えます。

そして実際、奇跡が起きたり、
「あなたは運がいいですね」
と言われるようなことが起きます。

お金持ちが収入の１０％を寄付するのも
そういうカラクリがあります。

後ろめたいと感じることをしていたら
ちゃんと無意識が認識して、
それに見合った出来事をもたらします。

自分がしたことは自分に返ってきます。

運がいい人は運が良くなる行動をとっています。

運が良いのはたまたまそうなった
のではなく、運を呼び寄せています。

運が良くなることも実力の一つです。

特に人とのご縁は大事です。
お金も人が運んできます。

見返りを求めず、人知れず
徳を積む行動をすること。

それをしていたら、自然と
運気がアップしてきます。

原田正文