いてくれるだけでオッケー

起こることは全部、自分の責任。
すべて自分に返ってくる。

と受け入れることができると
怖いものがなくなっていきます。

僕たちはまだ起きてないことに
ついてよく考えています。

もちろんリスクヘッジのために
いろんな予測を立てることは必要です。

でも感情に流されて
あることないことをやみくもに
心配したり不安になるのは時間の無駄です。

だってまだ起こってないから。

心配するのはそれが起こってからでいい。

起こってほしくないことが起こりそうなら、
どうしよう?と不安になっているより、

どうしたらそれが回避できるか、
解決できるかをまず考えましょう。

死んだらどうしよう?
とオタオタするよりは、

今、生きてるんだから、どう生きようか?
と考える方が健全です。

未来に対しても、
ああなったらいい、こうなったらいい
と夢見るのは大事です。

でもそれに行動が伴わなかったら
空想好きなだけ。

僕はスーパーリアル主義です。

スーパーリアル主義って何?っていうと、

現実に起きていることがすべて

とすることです。

そしてそれを受け入れること。

自分は、ああなりたい、
こうなりたいとすごく夢見ているけど、
行動が伴っていないなら、
その現実を受け入れること。

それを作り出しているのは自分。

受け入れることができると
変えていくこともできます。

お金がないから
時間がないから
チャンスがないから

と何かのせいにしていたら
いつまでたっても自分が行動しません。

それも自己責任です。

自分のしていることに気づかずに
人のせいにする人がいたとしても、

それはそれで現実。

その人は今、そういうプロセスに
いるんだと受け止めてあげましょう。

それはそれで一つの表現だから。

それでダメとか、甘えるなとか言わずに、
いいんじゃないの?と僕は見守ります。

その人はその時点で
自分のベストを尽くしています。

究極、生きてくれてたらオッケーです。

自分が経営者してて、
その会社にいてくれてるだけで感謝です。

ありがとうございますと頭をさげます。

上場しているわけでなく、よくわからん会社だけど、
何かしらついてきてくれてます。

会社が不正でもしたら、
そこに勤めたディレクション汚れるから、
いてくれるだけでありがたいこと。

それも愛情です。

僕は人と向き合う時、ひたすら待ちます。

人はいつ変わるかわからない。

僕も以前はフリーターや会社員してたから。

人もそう。
きっかけがあります。

植物と一緒。

自分が水とか肥料とかあげても
すぐに育ちません。

芽が出るまで時間かかるし、
すぐに花は咲きません。

子供も反抗期とか長いです。

それを見守ってると、そのうち成長します。

2年も3年も10年も
会社にい続けてくれるなら、僕は待ちます。

それが究極の愛情。

親が子供に求めることと同じ。

何かあっても
「そうか、死ななくてよかった」
と言えます。

会社で社員の誰かが事故死したら、
その家族全部面倒見ようと思っています。

出張先で不慮の事故あったりとか、
うちの仕事のせいで何かあった時は。

本当にそう思っているから怖くないです。

それぐらいしないと経営者ではありません。

最近薄っぺらな奴が多いから、社長は大変です。

そこまでやって社長です。
全責任、背負います。

いい時は評価されません。
普通だねって思われます。

でも悪くなると、どこまでも言われます。

業績が下がったとか。

経営者は自分にこだわってちゃいけません。

自分を手放した先の夢を持つこと。

僕はそれがあったので、
全然やってるなーって感じでいけます。

対応できる限りは、一人一人向き合います。

いてくれるだけでエネルギーになります。

何も言わないけどいてくれるだけで
オッケーです。

究極、いてくれるだけでオッケーです。

原田正文