裸の王様は裸

原田正文です。

僕たちが言葉を発する時、
一番その声が聞こえているのは誰かっていうと、

自分です。

自分の身体を通して声を出しています。

だから自分が発する言葉は自分に一番響きます。

誰かの悪口を言ったら、その響きは
自分の中でこだましています。

誰かを褒めても、その響きは
自分の中でこだましています。

潜在意識には主語がないといいます。

つまり自分から発する言葉は
すべて自分に言っているのと同じなわけです。

だからというわけではないですが、
自分が言葉にしていることは自分に返ってきます。

今、自分に起きていることは
自分から発したこと、自分の責任です。

ここをしっかりと認識するかしないかで、
人生が大きく変わってきます。

みんな、認めてもらいたいし、
構ってもらいたいし、
自分が正しいと思いたいです。

気にくわないことが起こると、
自分の正しさがあるから
すごいムカついてきます。

「なんでやらんのか」と腹たちます。

それを人に言いたくなります。

でもそれも受け入れましょう。

人生は鏡です。

人の悪いところをつく人は、
自分はつかれたくないです。

でも人にしていると
いつか自分もつかれます。

「やってないでしょ?」って言われます。

ギクッとしてドキドキします。

必死でやらないといけません。

自分がこうなったらいいという
理想像を持っていても
変わっていない人がいます。

「ありのままでいい」とか、
「テンションが上がらないからやりたくない」
と言い訳をして逃げてしまっています。

そうやって自分を守っています。
そこから抜け出ないと現実は変わりません。

言っている言葉とやっている現実を
見てください。

自分の理想と現実が一致していれば、
あっています。

自分の理想と現実が一致していなかったら
確実に1000%自分が間違っています。

そのリアルを受け入れられるか
受け入れられないかで人生が変わります。

でもみんな、受け入れられません。

変わりたいといいながら、ずっと
自分を守って言い訳をします。

なので、変われません。

それは自分の現実を直視して
受け入れてないからです。

現状の自分の現実を受け入れて
それをしっかり見据えることが大事。

そして人のそういうところも
そのまま受け入れることも大事です。

みんな、その時その時のベストを尽くしています。

そこをちゃんと理解してあげて
自分の至らなさも受け入れてしまえば
自分の中の摩擦が減っていきます。

原田正文