僕たちはいろんなことで悩むけど、
それって全部、自作自演です。
人は人で、同じ出来事をあなたとは
違った風に見たり感じたりしています。
人は誰も自分を超えられません。
必ず「自分」というフィルターを通して
現実を見ます。
だから自分が見ること、触ること、感じること
すべて、自分の解釈が入っています。
純粋に出来事そのものを見ることが
できるのはお釈迦さまぐらいかも。
僕たちは普段そんなこと考えてないから、
あの人は態度が悪いとか、
こちらのいうことわかってくれないとか、
フラれた、
自分ってダメだ、
うまくいかない
と言って悩みます。
でもそれも自分の解釈。
相手や自分がそういう人だと
思ってしまっています。
自分がうまくいかないって思うのも
過去の記憶から来てます。
今日うまくいかなくても
明日うまくいったら
うまくいった人になります。
で、明後日うまくいかなかったら
またうまくいかない人になります。
コロコロ変わるお天気みたいなもの。
もしずっとうまくいかないことが
続けば、「自分はうまくいかない」
というレッテルを自分に貼ります。
でもそれって解釈です。
その部分でうまくいかなくても
違うところではうまくいってることもあります。
仕事でヘマしても、
恋愛ではうまくいってたり。
仕事がうまくいってるけど、
恋愛も家庭も崩壊している人から見たら、
そいつのことがめっちゃうらやましくなります。
「あいつ、うまくやりやがって」って思います。
何が良くて何が悪いってのも、自分の解釈です。
もしあなたの記憶と誰かの記憶が
すりかえられたら、その瞬間から
あなたは違う人になります。
僕たちは記憶の中で生きています。
それはいかようにもなります。
今の自分がうまくいってなくても
過去に自分がダサかったとしても、
そこにこだわる必要はありません。
その記憶を取り払ってしまえば、
あなたは何にでもなれます。
今日は抽象的な話になりましたが、
なにが言いたいかっていうと、
真面目に悩みすぎないがいいってことです。
だってすべて自作自演の
自分の解釈が起こしていることだから。
自分の考えに固執しないことが大事です。
「ああ、自分が作ってるんだなあ〜」
と思うといかようにも変えていけます。
原田正文