起業したい、
あるいは、すでに起業しているけど
うまくいっていない、
起業塾に入ったり、
教材を買って勉強しているけど
なぜかうまくいかない、稼げない
という方がたくさんいらっしゃいます。
みなさん、とても努力家で、頑張って
稼げるようになろうとされていますが、
学ぶことに忙しく、行動できてない方が
多いようです。
学んだことをち1、2回やってみて
うまくいかなくて、
まだまだ学びが足りない、
今度はあれを学ばなくては、
とまた新たに何かを学んで
でもうまくいかない、、、
という繰り返しになっています。
成功者を真似しなさいと
僕もよく言いますが、
こういう場合はノウハウだけを
コピッてるケースが多いです。
自分で考えることをしてない。
これがいいって言われたからと
それをやってみてうまくいかない。
そしてまた違うものにトライする。
フェイスブックで儲かると聞けば
その方法を試し、
いや、今はインスタグラムだ
と聞けば、その方法を学びに行く。
そういうことを繰り返していては
いつまでたっても儲かりません。
また、学んだはいいけど、
行動できないという人も多いです。
自信がないから、
知識や経験が足りないから、
やったことがないから、
という理由で、いつまでたっても
自分で実践せず、学んでばかりいます。
実践がない学びは
ノウハウコレクターのすることです。
学ぶことで満足してしまい、
行動しない。
知識を集めるのが好き、
新しい情報を仕入れるのが好き
という収集好きになってしまって
結局、結果が出せません。
今まで起業したことないし、
自分で稼いだこともない。
自分は先生とは違う。
あの成功した起業家とは違う。
そう言って行動しなかったら
いつまでたっても稼げません。
そんな時は、小さなことでいいので、
「これならできる!」と思うことを
見つけてください。
なんでもいいです。
あなたが学んだことの中には必ず
あなたが「できる」と思えることがあります。
すぐに1億稼ぐのは実感がわかないなら、
最初は1万でもいいです。
「これなら自分でもできる!」と
思えるものを見つけてください。
「できる x やりたい」があれば
人は必ずそれに向けて行動します。
そこを探ってください。
これならできると確信が持てることを
まずやってみましょう。
全く独自にゼロから始めるのは難しいです。
習字の練習をするときに、
見本がない状態で書くのと
横に先生が書いた見本があって
それをみて書くのとでは、
見て書く方が簡単ですし、きれいに書けます。
何度も真似て書いていれば
見なくても同じように書けるようになります。
習字を書くときに
字だけを真似るのではなく、
書いている時の先生の息遣いや姿勢、
集中の仕方、筆の持ち方など
それらすべてを真似ていくと上達が早いです。
「学ぶ」と「真似る」の語源は
同じだそうです。
学ぶ(まねぶ)と真似ぶ(まねぶ)。
ビジネスも、自分がやったことのないなら
なおさら最初はお手本になる人がいる方がいいです。
あなたが目指していることをすでに
実現している人を見つけて見習いましょう。
できるだけ一流の人がいいです。
その人のやり方を真似るのではなく、
考え方や行動も真似てみてください。
「自分はこう思う」というのは
いったん横に置いて、自分を消して
真似ると結果も早く出ます。
原田正文