夢を先取りする

僕たちは日常でいろんなことを
仕掛けられています。

インターネット、雑誌、テレビ、
電車の中の広告、コマーシャルなど、

ありとあらゆるものの影響を受けています。

何も考えてないと
それにホイホイとつられて、

テレビである食品が健康にいいと
放映されたらそれを買い求め、

これは美容にいいと言われたら、
そちらを求めて買いに走ります。

そうやって仕掛ける側のいいように
振り回され、お金を使っていきます。

自分が今持っているものでも
自分が欲しいと思って手に入れた
と思っているかもしれませんが、

実は仕懸けれらて欲しいと思った
ケースの方が多いです。

iPhoneやスマホが出てきたとき、
すげーっと思ってみんなが持ちました。

ガラケーを使っていた時は、
ピッピッと押しながらやってたわけで、

スマホみたいなタッチパネルは
想像つかなかったし、
持ち歩きのミニパソコンみたいに
なるとは思っていませんでした。

最初っからそういうのが欲しい
と思っていたわけではなく、

「こういうのがあるよ」と見せられて
欲しいと思って買っています。

ほとんどがこのプロセスを辿っています。

海外に行くのも、

映像や写真を見たとか
誰かに聞いたり

何かで知ったからこそ
そこに行きたいと思うわけです。

見せられて欲しいと思うんですね。

このプロセスを逆算してみてください。

つまり先取りです。

夢は認知体験をすることが大事です。

認知体験をもとにして
何でやるのか?を知ることが大事です。

あなたが欲しいと思うこと
やってみたいと思っていること
叶えたいと思うこと

それらのことが叶った状態が
感じられるような認知体験をしましょう。

結婚したい人は、
ウェディングドレスを見に行っても
いいでしょうし、

世界一周旅行をしたい人は
海外に行ったことのある人に
話を聞いてみるのもいいです。

成功体験を先取りしてしまうと
イメージがしやすくなります。

自分はああなるんだ、と。

一度体験してその時の感覚、感情を
覚えて何度も思い出してください。

そうして、なぜそれをするのか?
なんのためにするのか?を考え、
腹に落としてください。

それが当たり前の状態になったら
それが実現するように行動しますから、
達成するのが早くなります。

原田正文