僕はわりと真面目ですが、
それと同時にかなりアホな部分もあります。
そのおかげで息抜きができ、
適度にくらだないことしてます。
世の中、真面目な人が多すぎます。
一生懸命やりすぎていたり
「こうでなければいけない」が多すぎて、
しんどくなっています。
真面目な人は息が詰まりやすいです。
「ねばならない」が多すぎるんですね。
でも本当は、真面目もアホも
どっちがどっちなのかよくわかりません。
その時その場所で
一生懸命にやっていることでも
他の人から見たら
「それってアホじゃね?」
ってこともたくさんあります。
また、その反対も然りで、
アホでやっていることが、
そのあとあといいことだったり、
すごく評価されたりすることもあります。
自分はすごく一生懸命やっているつもりでも
人から見たら「あいつ、アホじゃね?
なんであんなことしてるの?」って
思われるかもしれません。
エジソンが、鶏が卵を温めているのを見て、
自分も温めてみてたのを見た人たちは、
「あいつ、アホじゃね?」と思ったでしょう。
お笑い芸人などアホっぽいことしているようで、
頭が切れないとできません。
物事には二面性があります。
正しいと思ったものが悪で、
悪だと思ったものが正しかったり。
賢いと思ったものがアホで、
アホだと思ったものが賢かったり。
そんな風に思ってみるといいです。
今、自分が一生懸命していること
に対して、視点を変えてみるといいです。
一生懸命になると真面目になりすぎて
絶対にそうしないといけない
と思って必死になります。
そこをちょっと下がって見て、
アホじゃね?って眺めてみてください。
自分が一生懸命やっていることが、
実は上司に提出する書類だったり、
面接試験だったり。
もちろん一生懸命にすることなんですが、
それがうまくいかないと
人生生きていけないかっていうと
全然そんなことないです。
その必死さを側から見ると、
あいつ、アホじゃね?
そんなに必死になって
と面白おかしく見えます。
そう思って、ちょっとアホになって
「もうええわ〜」と思うと、
スッと視点が上がります。
これ、やってもやらなくても
いいんじゃないの?とか、
そんな感じで余裕が出てきます。
たとえば、トイレに行きたい人が
必死でトイレ探して駆け回ってるのを
側から見ているとおかしく見えます。
当人には悪いですが。
その人は必死です。
もう人生終わるぐらいの必死さです。
もし漏れたりしたとしても
一生の恥とか、自分はダメだって
考えるのではなく、
笑いネタとして笑えたら
人生もっと楽しくなります。
そんな風に、真面目になりすぎず、
もっと気楽にアホなことをして
いろんなことを笑ってください。
アホなことをすると余裕ができます。
余裕ができると融通がきくようになり、
人生が楽になっていきます。
原田正文