僕たちが毎日生活する中で、
いろんなことを考えて行動している
ように見えますが、
実は8割は無意識の行動です。
つまり意識せずに自動的に
動いているってことです。
朝起きて顔を洗って歯を磨いて、
服を着替えて、朝ごはん食べて、
電車乗って会社に行って、、、
あまり考えずにしています。
生まれて初めて一人で電車に乗った
時のことを覚えていますか?
きっと切符を買うのもドキドキして、
このホームでいいのかな?
この電車で間違ってないかな?
と緊張したと思います。
初めて何かをするときは緊張します。
失敗したらどうしよう?とか、
間違ってないか?とか気になります。
人前で話したり、
カラオケで歌ったりするのも
初めての経験の時はテンパってしまいます。
何事も最初の経験はテンパりやすいです。
今は外出して電車に乗るのも
当たり前にできますが、
最初からできたわけではありません。
最初は切符の買い方すらわからない。
昔は人が窓口にいたけど、
今は自動販売機がほとんどだから
ますます買い方がわからずに困るかもしれません。
でも何度もやって慣れてくると
もう意識しなくなります。
無意識に行動できます。
普段やっていることで、
普通にやれていること、
パフォーマンスが上がっている
ことに対しては意識にとめません。
だからそういうことは
問題になりづらいです。
意識にとめてないことは気にならないし、
すでにその未来が確定されています。
電車に乗って目的地に行くように。
でも言い換えれば、
無意識にできることは
何も考えなくてもできちゃうので
何の成長にもなりません。
毎日自転車を漕いでいたとしても
自転車をこげる人は無意識に
身体を動かして自転車を漕いでいます。
毎日自転車に乗っているからと行って、
アクロバットみたいな乗り方ができるか?
というとそんなことはありません。
普段、無意識でやっていることは
無意識でやっているので
ピンチもチャンスも関係ありません。
そんなことは感じません。
普段の日常の所作なので。
でもそれをピンチと感じる時、
それはそこに可能性を見ているからです。
普通に自転車に乗っていたのを
アクロバットな乗り方ができなくてやばいと思うなら、
それはアクロバット的な乗り方が
できる可能性を見ているからそう思います。
そういう大会に出るとしたら、
ますます乗れないとやばいと思います。
つまりピンチはあなたの可能性を
見せてくれているのです。
ピンチはあなたが成長するために
起こるべくして起こっています。
苦手な科目でいい点数が取れたら
全体の総合点が上がります。
あなたの総合点が上がるチャンスです。
そう思ってピンチに取り組んでみてください。
原田正文