批判はほめことば

ネットで炎上なんてのはよく聞く話ですが、

自分が一生懸命にやっている時に
批判されたことはありますか?

きっと誰しも何かそういう経験はあるでしょう。

ネット上だけでなく、
家族、知人友人、同僚などから
何か言われて批判されたり。

自分が頑張ってやっているのに
批判されると傷つきます。

FBのコメントとかでも
批判されると凹みますよね。

でも批判はそこそこあるものです。

何か人と違う新しいことを始める時
など批判はつきものです。

僕もたまにあります。
知らないところでもっとあるかも?

批判されるのは目立っているからです。
目についてるってこと。

目立ってるから、
頑張ってる姿が目についたりして、

なんだ、あいつ、生意気な、とか、
そこ違うよねーとか、

自分の正しさや
自分で止めておきたいものを
外にアピールします。

嫉妬が入っていることもあります。

人を攻撃したい人はある意味、
その人が進化しているってことを
認めているわけです。

だから批判されます。

批判されるということは
その人が進化している証です。

僕が大学生の時は、
ミクシィが流行ってました。

ミクシィに自分の夢や目標を書いてましたが、

頭がおかしいんじゃないか?
変な宗教に入ったんじゃないか?

って言われました。

会社辞めた時もすごく周りに笑われました。

イケてる企業だったんで、
そこをやめるなんてばかだなあと。

これって成長の過程に必ず起きることです。

例えば、自分の身近な親友が
突然CMに出たりしたらどう思いますか?

なんか一人だけ先に行ってしまって
嫌だし、寂しいし、距離を感じます。

それでつい嫌みの一つも言ってしまいます。

どうせうまくいかないとか、
一発屋でしょ?とか。

自分のエリアにいる人や
自分と同等だと思っている人が
遠くに行っちゃうのは寂しいです。

自分だけ取り残されてしまいそうで
不安や恐れが出てきます。

引きとめようとして、
つい批判的なことを言います。

成長している時には、
批判はけっこうあるもの
と思っておくといいです。

例えば、ヤンキーの友達と
遊んでいる時に受験勉強すると、

何、あいつ勉強してるんだ?
と思われます。

これはどのコミュニティでもあります。

それはその人が悪い人でもなんでもなくて、
純粋に寂しいし、自分の正しさを
認めて欲しいからつい批判的なことを
言ってしまいます。

違いは違いであって間違いではないが、
なかなか認められません。

自分のアンチなところで
成功されるのは嫌です。

「一生懸命努力するのが正しい」
と思っている人がいるとしましょう。

そこに全然努力せず、パッと成功する人
がいると、「なんだ、あいつ?」とムカつきますよね。

自分はこういう仕事ぶり、
こういう考え方が正しいと思っていて、
逆のことをいっちゃう人がいて
うまくいったら、いい気持ちはしません。

人は自分が正しいと思いたいです。
自分を認めて欲しいと思っています。

なので、それと違うことをする人は目につきます。

だから、目につけばつくほど、
その人は目立って成長しています。

中途半端な状況だと批判されますが、
それを突き抜けると誰も何も言わなくなります。

そういうステージに行ったら
次はそこから揉まれて成長して、
また批判が生まれます。

有名な方々も頭おかしい、
クレイジーだと言われていました。

孫正義さんとか。

そんなんしてなんになるの?
と最初は言われますが、

突き抜けた瞬間に、人は何も言わなくなります。
認めざるを得なくなります。

社会的な影響力が広がりますから。

批判は出るものと思いましょう。

そして批判が出るということは、
あなたが目立ってきているということ。

だから、批判はほめことば。

飛行機が飛び立つための向かい風です。
その向かい風に負けずに突き抜けたら
ふわっと追い風になります。

批判は成長の証です。

何か悪口を言われたりしても気にしないように。

前に進んでいる証だと思いましょう。

自分の信念を貫いていきましょう。

原田正文