つまづいたっていいじゃないか
にんげんだもの
と言ったのは相田みつをですが、
僕たち、人間ですから、
日常生活を送っていると、
腹が立つことがあったり、
イラっとしたりすることあります。
なんであの上司は~~~!
なんでこの部下は~~~!
なんで嫁さんは~~~~!
なんでうちの旦那は~~!
なんでうちの子は~~~!
どうしても腹が立つ瞬間はあります。
にんげんだもの。
そのあとで、
はあ~~、なんで自分は~~
とためいきをついたりして。
できれば、毎日の生活のなか、
楽しく気持ち良く、
なんとなくいいい気分でいたい
と思いますよね?
そう思うけど、
いろんな人や物事に関わっていくと、
嫌な気持ちになったりイラついて、
しばらく引きずったりすることあります。
気分悪いので、できれば
そういう感情は持ちたくないです。
僕自身はあんまり怒ることないですが、
それでもたまに腹を立てたり嫌になったり
することはあります。
怒りを出すことで、
状況が良くなる場合もあれば、
そうじゃない場合があります。
状況が良くなる場合は、
怒るというより「叱る」。
この場合は、相手のためを思ってやってます。
怒る時は、自分の感情が中心。
自分の思い通りにならないから
イラつくし、腹も立ちます。
どちらにしろ、
あまり怒りを出すことなしに、
腹をたてることなしに
過ごせるほうがいいですよね。
楽しいことがいつも目の前に起きて、
目の前のことが自分の思い通りに
なってくれたらいいと思います。
そうなるためには
どうしたらいいでしょうか?
そこで大切になってくるのは
感情をコントロールすることです。
これが人生でとても大事なキーになってきます。
特に大事なのは、怒りのコントロール。
怒りをコントロールできるようになると、
自分の感情をコントロールしやすくなります。
怒りを鎮めるためのポイントは二つあります。
一つは、人に対して
腹が立ちそうになった時に、
まずこの言葉を自分に
投げかけてみてください。
「この人もお腹を痛めて産んでくれた
お母さんがいるんだ」
そう、当然ながら、その人も
お母さんがお腹を痛めて産んでくれてます。
この人も元々は可愛い赤ちゃんだった
と想像してみてください。
赤ん坊の時にみんなに大切にされて
育ったと想像すると怒れなくなります。
あ、この人も昔は
赤ちゃんだったんだなーと。
今はもう可愛げのない大人なんだけど
まだ子供の時の純粋無垢な部分も
どこかに残っています。
純粋無垢で愛のかたまりだった頃。
目の前のこの人も
そういう瞬間があったんだなー
と思ってみてください。
お母さんがお腹を痛めて産んで、
大事に大事に育ててくれた人なんだなーと。
そうすると、怒りが収まってきます。
ぜひ、次回腹が立った時に
これを思い出して試してみてください。
原田正文