しがみつくのは良くない

原田正文です。

“新しいものを得る喜びよりも
 持っているものを失う恐怖の方が大きい”

と言います。

多くの人が、
自分が持っているものを
なくさないように必死です。

地位、仕事、肩書き、
人間関係、収入、財産。

大きなものであればあるほど、
失いたくないから
守ることに必死になります。

すごく保守的になります。

挑戦をやめてしまうんですね。

守りに入ると
「無難」「安パイ」
を選ぶようになります。

危険を冒すくらいなら
今のままでいいや、

ってなります。

でも、

時には適度に
捨てることも必要です。

例えばあなたに
すごく愛しているパートナーがいて、

いっときも離れたくない、
と思っているとします。

でもだからといって、

檻の中に軟禁したり
四六時中ずっと横にいて
手を握っていたら、

いい関係は作れません。

安心して信頼して、
相手にも自由にさせてあげるほうが
健全です。

あえて手放さないと
うまくいかないことは
多いです。

上がめちゃくちゃ儲かった、
というとき
下の人がどう思うか?

自分のことだけ考えて
自慢しても、
人はよく思いません。

「俺はこれだけ持っている」
「私はこんなに凄い」

と見せびらかさなくていいです。
黙ってても伝わります。

だから、

適度に離れてみましょう。
適度に捨てていきましょう。

みんな、
一回結果を出すと
必ずそれにしがみつきます。

でも手放さないと、
次に進めません。

流れに乗れず、
孤立してしまいます。

原田正文